警視庁特撮署は22日、自称“仮面ライダー”の男を道路交通法の 「世界観往来妨害罪容疑」 で現行犯逮捕した。男は、取調べに対してもヘタな腕前で写真をパシャパシャやったり、「だいたいわかった」などと大口をたたくばかりで容疑を否認しているという。同署では「日曜の朝から大きなお友だちに不快な思いをさせた罪は重い」として、厳しい姿勢で捜査を進めている。 捕まったのは自称仮面ライダーで住所不定の門矢士(かどやつかさ)容疑者(20)。調べによると、同容疑者は、今年一月ごろから複数の仮面ライダー世界を勝手に渡り歩いては 「通りすがりの仮面ライダーだ」 と名乗って暴れ回り、原作の世界観をぐちゃぐちゃに破壊してまわった疑いがもたれている。被害を受けた仮面ライダーのひとり、小野寺ユウスケ(旧名:五代雄介)さんは 「アイツがクウガの世界にやってきて、気がついたら姓名はおろか相棒の刑事の性別を男性から女性に変えられ