現在ではさまざまなソーシャルメディアが利用されるようになっています。しかし、その利用者が増えるに従い、攻撃者により脅威頒布のインフラとして悪用されるケースも増加しています。また、明確な攻撃の意図を持っていないユーザの行動によっても結果的に脅威が拡散されてしまうこともあります。 今回、トレンドマイクロは、そのようなソーシャルメディア上での脅威拡散の事例として、Twitter上での不審な投稿の増加を確認しました。投稿には一般的に「ブラウザクラッシャー(通称、ブラクラ)」に分類される、不正な Webサイトの URL「hxxp://wi<省略>rr.in/real.alaertstorm.html」が含まれています。 ブラウザクラッシャーとはブラウザのエラーや脆弱性、無限ループのスクリプトなどを含む Webコンテンツにより、ブラウザやシステム自体をクラッシュさせる迷惑Webサイトのことです。基本的