サッカー日本代表不動の右サイドバック、内田篤人選手。 持ち味はスピードを生かした攻撃と、世界トップレベルのストライカー相手にも屈しない安定した守備だ。4年前のW杯では1試合も出場できなかった内田選手にとって、W杯ブラジル大会は雪辱を果たす舞台だ。 しかし、今年2月、ドイツ1部リーグの試合中に大けがを負う悪夢に襲われた。内田選手は手術を回避、夢のW杯に向けてぎりぎりの闘いを続けた。現代サッカーでサイドバックは攻撃の起点、守備の要としてその活躍が勝敗を分ける重要なポジション。そのスペシャリストとしてJリーグ3連覇、日本人でただ一人チャンピオンズリーグ準決勝の舞台に立つなど、数々の実績を残してきた内田選手。 再起をかけた闘いの日々に密着した。