漆器、提灯、墨… シリコンバレーからやって来た起業家が日本の伝統工芸品に新たな息吹 「伝統工芸を何とかしたいって言う人は多いけど、あの方たちは…」職人たちの本音とは 2023年05月31日 この記事の画像(17枚) 存続が厳しい日本の伝統工芸の世界に、アメリカ・シリコンバレーのIT業界で活躍していた起業家が飛び込みました。生み出したのは、伝統工芸品に海外目線のアイデアを加えるビジネスモデル。日本の伝統を守る新たな一手となるのか、取材しました。 ■日本の伝統工芸品を海外向けにプロデュース 京都・東山の小さな路地にある工芸品店「Pieces of Japan」。日本語に訳すと、「日本のかけらたち」という店名です。その店内には、日本の伝統工芸品を海外向けにプロデュースした品々が並んでいます。 【小山ティナさん】 「これは元々お坊さんが袖の中にいれて、精進料理を盛ってもらう器です。伝統的な形なんで