(イソップ童話より) ある日の朝、旅人は山の中を歩いていました。 奥深い森の中、汗を流しながら一生懸命に木を伐っているきこりを見かけました。 そして夕方、同じ道を戻ってみると・・・、朝と同じ場所で、玉の汗をかきながら一生懸命木を伐り続けているきこりがいました。 でも、あんまり作業は進んでいないようでした。 旅人は足を止めてよくよく見ると、きこりが使っている斧の刃は、ボロボロでした。 そこで、きこりに声をかけました。 旅人:「きこりさん、精がでますなぁ。でもあんまり作業は進んでないみたいですね、一旦手を止めて、斧の刃を研いだらどうですか?」 きこり:「旅人さんよ、なに言ってるんだよ、刃を研ぐ時間なんておいらには無いんだよ、木を伐るのが忙しくてさ・・・。」 —————————————————————————————————— 日々忙しさの中で忙殺され続けるだけでは、成長がありません。 時々手を