伊紙『ラ・レップブリカ』は、イタリア首相でミランのオーナでもあるシルビオ・ベルルスコーニ氏が、同クラブ売却のオファーをリビアの元首である通称カダフィ大佐ことアンマル・アル=カッザーフィー氏に持ちかけたことを報じた。 同紙によれば、先日29日にリビアの首都トリポリで開催された2カ国会談に出席した両氏は、本件について意見の交換を行ったと言われている。 ベルルスコーニ氏はこの機会に“ロッソネロ”(ミランの愛称)の売却をカダフィ大佐に打診したと見られており、リビア中央銀行、リビア海外銀行、リビア投資庁の資金調達の可非について尋ねたという。これらの金融機関は、過去数カ月の間にユベントスやローマ買収のうわさでも名前が挙がっており、同国メディアは、カダフィ大佐はイタリアのクラブ買収を狙っていると見ている。 多くの負債を抱え、チームとしても全盛期に見せた華やかな成績が過去のものとなりつつある現在のミ