フィアット・グループのルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロ会長(62歳)が退任する見通しだ。後任は、現副会長で創業家出身のジョン・エルカン(34歳)が就任する見込みである。現地時間20日昼、イタリアのメディア各社が報じた。 モンテゼーモロは1947年ボローニャ生まれ。ローマ大学法学部を卒業後、米コロンビア大学に留学。社会人になってからはフェラーリで1973年から77年までエンツォ・フェラーリのアシスタントを務めた。続いて1974年からは同社のスポーツ部門を指揮し、F1を2度優勝に導いた。 その後フィアットを含む数社でキャリアを重ねたあと、1991年フェラーリに復帰。会長兼社長に就任した。2004年には、フェラーリ会長を務めながらイタリア工業連盟会長とフィアット・グループの会長にも就任。同時期に就任したセルジオ・マルキオンネCEOとともに経営危機にあったフィアットの再生にあたった。 フィア
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