シリコンバレーの巨大企業にもはやビジョナリーは不要? ツイッターの共同創業者、ジャック・ドーシーの最高経営責任者(CEO)退任は、さまざまな憶測を呼んでいる。 公開された文書や、ドーシー自身のツイートによれば、退任はあくまでも「彼の意志による決断」ということになるが、ここ数年の彼の動向から、米紙「ニューヨーク・タイムズ」のテック・コラムニストであるケビン・ルースは、こう考察している。 ドーシーは2006年にツイッターを創設して、一度は退社し、2015年に再び共同創設者兼CEOを務めることになった。そのとき彼は、このアプリを「人類が手にしたものの中で、最も地球的な意識に近いものだ」と語った。