「鮮魚列車」が終点の大阪上本町駅に到着すると、行商人たちは台車に荷物を載せ、足早に各地へと散っていった。半世紀にわたって続く風景だ=大阪市天王寺区(松永渉平撮影)(写真:産経新聞) 「鮮魚列車」知られざる全貌…ドアの開閉わずか1秒、大阪へひた走る 都市伝説のような謎の列車の内部に潜入すると、そこには見たこともない「寝台車」があった。13人の乗客と新鮮な海の幸を乗せた鮮魚列車は、一路大阪へとひた走る。途中停車駅は特急並みに少なく、ドアの開閉時間もわずか1秒!鮮度のためなら停車時間も惜しむのか。と思いきや、どうも実態はそうでもないようで…。半世紀に及んだ鮮魚列車の知られざる全貌がついに明らかになった。(大竹直樹)(産経新聞) [記事全文] ◆鮮魚列車とは ・ 鉄路の名優 - 近畿日本鉄道 ・ 近鉄鮮魚列車 - Railway Museum ・ 鮮魚列車 - 連合会の会員以外の一般客は乗