ブックマーク / famicoms.net (4)

  • コクッパ「悲しい」物語 ~神に翻弄された7兄弟~

    ◆魔王クッパと愉快な息子たち◆ コクッパたちが初めてマリオの前に現れたのは今から30年以上前。ファミコン版『スーパーマリオブラザーズ3』(1988年10月23日)がデビュー作だった。このとき魔王クッパは片足を上げながらノリノリで「俺様の息子たちだぜ!」(要約)と彼らを紹介している。 説明書には7人まとめて「コクッパ7兄弟」と記載されていた。 そう、彼らは血のつながった兄弟らしい。 出典:ファミコン版スーマリ3説明書より 兄弟たちはクッパのことを「オヤジ」と呼び、畏れながらも慕っているようである。 なお、母親についてはシリーズを通していっさい登場せず、誰なのか。なぜ出てこないのか。もうこの世にいないのか。など何ひとつ明かされていないため謎の存在となっている。(※少なくともピーチ姫が卵を産む姿を想像するのはやめたほうがいい) ◆NESキッズたちの心を鷲掴み!?◆ マリオ3で華々しくデビューした

    コクッパ「悲しい」物語 ~神に翻弄された7兄弟~
  • 任天堂がラブホテルを経営していたのは本当か? ~拡散されつづける都市伝説~

    ◆誰も答えられない3つの質問◆ かつて任天堂がラブホテルを経営していたという話を聞いたことがないだろうか。ネットメディアやYoutubeによって拡散され続けているのでご存知の方も多いことだろう。では、ここで皆さんに質問させていただきたいのだ。 それはいつ、 どこにあった、 どんな名前のホテルですか? もしあなたが任天堂ラブホテルの実在を信じているならば、信じて疑わないならば、自分がこの3つの質問に答えられないことを少しは不思議に思ったほうがいい。実は世界中のNintendologistたちが血眼になって探しているのだが、いまだに任天堂がラブホテルを経営していたという決定的証拠は見つかっていないのだ。それどころか経営していた時期も場所も名前すらわかっていない。逆にいえば具体的なファクトがひとつも存在しないからこそ、この話は「信じるしかない」ともいえるのである。つまりそれは都市伝説の域を出てい

    任天堂がラブホテルを経営していたのは本当か? ~拡散されつづける都市伝説~
  • 「クッパの斧」考 ~物語のなかの理由を求めて~

    ◆斧を取る行為=ゴール説◆ なぜクッパは自らの背後にわざわざ斧を設置したのだろう。 言われてみれば不思議な話である。彼は煮えたぎる溶岩に、わざわざ不安定な吊橋を渡し、その上でマリオを待ち構えている。それだけなら自分の得意なフィールドに敵を誘い込む作戦だったのかもしれないが、なぜか「これで吊橋を断って俺を溶岩へ突き落としてみろ」と言わんばかりに、ご丁寧に橋の袂(たもと)に斧まで設置してるのだ。しかもそれがフェイクなら、陽動作戦とみなすこともできよう。しかしこの斧、あろうことか鎖を一刀両断できるほどピッカピカに砥(と)いである始末。まさに墓穴を掘るという言葉そのものではないか。 彼はいったいどんな心境で、自らの背後に斧を設置することを思いついたのだろう、、、 2000年代に提唱されたゲームニクス理論(※)では、それを「この斧を取ればゴールだとわかりやすく示すため」と説明した。なるほど。クッパは

    「クッパの斧」考 ~物語のなかの理由を求めて~
  • 幻のファミコンソフト『少年魔術師インディ』が150万円で落札される!! ※追記:落札者コメント有

    かつて日に存在したゲームメーカーIGSがファミコンで出す予定だった『少年魔術師インディ』がヤフオクへ流出する大事件が発生!! オークション結果を見る前に、この出品があった直後から私の昔のホームページのアクセス急増率がえぐいのなんのって。なぜかっていうと幻のソフト研究所というコーナーに『少年魔術師インディ』を取り上げてたからなのだ。 ・幻のソフト08『少年魔術師インディ』-たった一人のファミコン少年 せっかくなので内容をおさらいしておこう。 ◆少年魔術師インディとは?◆ 双葉社が出していたゲームブックシリーズ「少年魔術師インディ」をゲーム化しようとした作品。 原作は井上尚美氏、 キャラデザはワルキューレ等でお馴染み富士宏氏、 音楽担当はイノヤマランド。そしてゲーム中にでてくる占星術アドバイザーに占い師のマドモアゼル朱鸞氏 (誰やねん)という豪華なスタッフ陣で製作されたRPGである。 ※マド

    幻のファミコンソフト『少年魔術師インディ』が150万円で落札される!! ※追記:落札者コメント有
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