ブックマーク / tenki.jp (36)

  • 関東甲信、東海、九州南部が梅雨明け 関東甲信は過去最も早い 異例の早さで真夏へ(気象予報士 日直主任)

    きょう27日、気象庁は「関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。関東甲信は過去最も早く、東海と九州南部は過去2番目に早い梅雨明けです。 きょう27日、気象庁は「関東甲信地方、東海地方、九州南部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 関東甲信地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月16日ごろ)より19日早い梅雨明けで、統計開始以来最も早い梅雨明けです。6月中の梅雨明けは、6月29日に梅雨明けした2018年以来4年ぶりとなります。 東海地方は平年より(7月19日ごろ)より22日早く、昨年(7月17日ごろ)より20日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1963年(6月22日ごろ)以来です。 九州南部は平年(7月15日ごろ)より18日早く、昨年(7月11日ごろ)より14日早い梅雨明けで、6月中の梅雨明けは1955年(6月24日ごろ)以来です。

    関東甲信、東海、九州南部が梅雨明け 関東甲信は過去最も早い 異例の早さで真夏へ(気象予報士 日直主任)
  • 強い台風1号 影響は? 1号で暴風域を伴うのは2016年以来(気象予報士 吉田 友海)

    14日(木)9時、台風1号はフィリピンの東を西へ進んでいます。台風1号は強い勢力となっており、暴風域も伴っています。衛星画像でも眼が見えており、発達している様子が分かります。 なお、1号で暴風域ができたのは、2016年以来です。2016年は台風の発生が遅く、1号は7月に発生しました。 (暴風域とは、台風の周辺で、平均風速が25m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域です。) 台風1号は、15日(金)から16日(土)にかけてフィリピンを進むでしょう。その後、暴風域はなくなるものの、進路を東よりに変えて、予報円の中心を通る場合、18日(月)に沖縄の南へ進む予想です。 沖縄は、18日(月)頃は、台風や湿った空気の影響で雨や風が強まる可能性もあります。今後も最新の台風情報にご注意下さい。 台風1号は、19日(火)には日の南へ進み、熱帯低気圧に変わる予想です。

    強い台風1号 影響は? 1号で暴風域を伴うのは2016年以来(気象予報士 吉田 友海)
  • 「インフルエンザ」シーズン 終盤に(気象予報士 日直主任)

    上の表は東京都のインフルエンザの定点当たり報告数です。(※定点当たり報告数とは、定点医療機関からの報告数を定点数で割った値のことで、言いかえると1医療機関当たりの平均報告数のことです。) 季節性インフルエンザの患者数はお正月休み明けになると急激に増える年が多いですが、今シーズンは11月や12月の早い時期から猛威を振るったものの、お正月休み明けから急増することはありませんでした。グラフの通り、ここ数年と比べて、低水準で推移しているのが分かります。その後、3月に入ってからも徐々に減っており、シーズンも終盤になっていると考えられます。 インフルエンザシーズンは終盤になっていますが、新型コロナウィルスの懸念もありますので、引き続きウイルス対策は万全になさって下さい。小まめな手洗いや咳エチケットも忘れないように心がけましょう。

    「インフルエンザ」シーズン 終盤に(気象予報士 日直主任)
  • 千葉県 たった3時間で平年1か月のおよそ7割の雨(気象予報士 日直主任)

    25日(金)、千葉県鴨川市ではたった3時間で10月の平年雨量のおよそ7割の雨が降りました。夕方にかけても発達した雨雲がかかるでしょう。土砂災害や河川の氾濫に厳重に警戒して下さい。 25日(金)、関東地方は、湿った空気が流れ込み、広く雨が降っています。特に千葉県には発達した雨雲がかかり、鴨川市では正午までの3時間に160.0ミリの雨を観測しました。観測開始以来1位の値を更新。たった3時間で、10月の平年雨量のおよそ7割の雨が降ったことになります。 午後は、日の東を北上する台風21号周辺の非常に暖かく湿った空気が流れ込み、さらに大気の状態が不安定になる見込みです。夕方にかけて非常に激しい雨が降る所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。 気象庁は、千葉県では記録的な大雨になる可能性があるとして、迷うことなく適切な防災行動をとることが重要であると、呼び

    千葉県 たった3時間で平年1か月のおよそ7割の雨(気象予報士 日直主任)
  • 台風19号 「計画降雨」を上回る記録的大雨(気象予報士 安齊 理沙)

    「計画降雨」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。 「計画降雨」とは、各河川で河川整備等を行う際に使われている、その流域の基準のことです。各河川ごとに基準は異なりますが、基的には"これ以上の降水量はおそらく無いだろう"と想定して基準値を設定し、護岸工事等を行うことになっています。 例えば、栃木県から茨城県を流れる那珂川では、基準点の野口から上流で、100年に1回程度発生する降水量を2日間で300mmと想定し、「計画降雨」は2日間降水量が300mmとしています。 上のグラフは、各河川ごとの「計画降雨」と今回の台風19号による10月11日から12日にかけての2日間降水量の比較です。 これらの河川では、台風19号によって「計画降雨」を上回る降水量がありました。それぞれの「計画降雨」に対し2日間降水量は、久慈川では109%、那珂川では102%、多摩川では104%、相模川では102%、千曲川

    台風19号 「計画降雨」を上回る記録的大雨(気象予報士 安齊 理沙)
  • 台風19号 狩野川台風に匹敵 予想雨量800ミリ超(気象予報士 吉田 友海)

    台風19号は12日(土)の夕方から夜に東海や関東に非常に強い勢力で上陸する見込みです。台風19号が危険な理由の一つが非常に強い勢力で上陸すること。非常に強い勢力で日に上陸するのはそうそうあることではありません。また、台風の活発な雨雲が大きいため、長い時間、非常に激しい雨や猛烈な雨が降る恐れがあります。さらに、暴風域も大きいため、長い時間、暴風が吹く恐れがあることです。 近畿から関東にかけて12日(土)から13日(日)の午前中は台風体の雨雲がかかり、非常に激しい雨や猛烈な雨が降るでしょう。上の図は13日21時までの72時間の降水量予想です(10日21時に計算)。最大の場合の予測です。紀伊半島や東海、関東、東北で800ミリを超すような大雨となる所もあるでしょう。東京都心でも300ミリを超すような大雨となる予想です。昭和33年の狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となる恐れがあります。 狩野川台

    台風19号 狩野川台風に匹敵 予想雨量800ミリ超(気象予報士 吉田 友海)
  • 猛烈な暑さは衰え知らず 北海道39度台突入!(気象予報士 日直主任)

    猛烈な暑さはまだまだ、続いています。北海道佐呂間町は13時20分に気温が39度0分を観測。通年でも経験したことがない猛烈な暑さとなっています。

    猛烈な暑さは衰え知らず 北海道39度台突入!(気象予報士 日直主任)
  • 関東甲信地方 季節外れの大雪の恐れ(気象予報士 樋口 康弘)

    あす10日は、日の南を前線を伴った低気圧が発達しながら東へ進み、夜には伊豆諸島付近に達する見込みです。このため、群馬県南部の山地及び長野県中部と南部では朝から夜遅くにかけて大雪となる所があるでしょう。 ■予想24時間降雪量(10日正午まで・多い所で) 長野県 中部・南部 10センチ 群馬県 北部・南部 10センチ その後も、雪は夜遅くにかけて降り続き、降雪量が増えるとみられます。 ■防災事項 大雪や路面の凍結による交通障害、湿った雪による電線や架線及び樹木などへの着雪、積雪の多い地域ではなだれに十分な注意が必要です。

    関東甲信地方 季節外れの大雪の恐れ(気象予報士 樋口 康弘)
  • きのう都内で 幻想的な「花粉光環」見られる(気象予報士 日直主任)

    きのう5日(火)の都内は晴れて気温が上がり、ぽかぽか陽気となりました。花粉の症状に悩まされた方も多かったかもしれません。そんな中、都内では、太陽の周りに丸い虹のような光の輪ができる現象、花粉光環(かふんこうかん)が見られました。(写真では街灯の後ろに太陽があります)幻想的な現象ですが、実はこれは、大気中にスギ花粉が多く飛んでいると見えやすいと言われています。 花粉光環は、雲が多いと見えにくく、きのう5日(火)のような青空の時に見えやすいようです。きょう6日(水)の関東地方は南部を中心に雲におおわれていますので、花粉光環を見るのは難しいかもしれませんが、あさって8日(金)はおおむね晴れて風が強まる予想です。条件が整えば花粉光環が見られそうです。ただ、花粉光環を見る際は、太陽自体は建物や街灯などで隠して、直接太陽を見ないようにご注意ください。また花粉症の方は花粉対策を万全にしてくださいね。

    きのう都内で 幻想的な「花粉光環」見られる(気象予報士 日直主任)
  • 9日の東京都心 雪の特徴 昼も体感氷点下(気象予報士 望月 圭子)

    9日の東京は今季3回目の雪が降り、23区で積雪となる所も。これまでより「雪の時間が長く」「湿った雪」なのがポイント。北風が吹き、昼間も体感的には氷点下の寒さです。 9日の東京都心は、朝からどんよりとした天気で、凍えるような寒さでしょう。昼前には雪が降り出しそうです。東京都心の今シーズンの雪は、これまで1月12日と、1月31日の2回で、1月12日は数分間「雪」を観測し、1月31日は「みぞれ」を観測しました。今シーズン3回目となる今回の雪は、「雪で降る時間が長い」のが特徴。なので、23区でも雪の積もる恐れがあります。時々「みぞれ」に変わりながら、水分の多い「湿った雪」が降るでしょう。 湿った雪は、乾いた雪よりも重いので、屋根などに積もった後は、ドサッと一気に落ちてきます。さらに、湿った雪は特に滑りやすいので、歩く際や車の運転は一段と注意が必要です。そして、予想よりも降水量が多くなった場合は、大

    9日の東京都心 雪の特徴 昼も体感氷点下(気象予報士 望月 圭子)
  • 年末に台風か 発生すれば記録的な遅さ(日直予報士 2018年12月25日) - 日本気象協会 tenki.jp

    冒頭の画像はきょう(25日)午前10時の気象衛星の画像です。フィリピンの東の海上にはまとまった雲の白い塊が見られます。フィリピン近海では海面水温が高い状態が続いているため、今後この雲の塊がさらにまとまって台風にまで発達する可能性があります。日に影響を及ぼすことはありませんが、年末に台風が発生すれば、記録的な遅さとなりそうです。 1951年以降の統計で見ると、最も発生が遅い台風は2000年の台風23号で、12月30日の9時となっています。今後台風になれば、統計開始以来発生した1782個の台風のうち10の指に入るほどの記録的な遅さとなるでしょう。 ◆発生日時が遅い台風 1.2000年 台風23号  12月30日9時 2.2014年 台風23号  12月28日21時 3.1952年 台風27号  12月28日9時 4.2001年 台風26号  12月27日9時 5.1975年 台風21号  

    年末に台風か 発生すれば記録的な遅さ(日直予報士 2018年12月25日) - 日本気象協会 tenki.jp
    miyagaa-38
    miyagaa-38 2018/12/26
    ちょ
  • 北海道 遅い初雪記録続出か?(気象予報士 岡本 肇)

    14日にようやく初雪の観測が行われた北海道ですが、稚内では統計史上最も遅い初雪となるなど、今シーズンは記録的に初雪が遅れています。 地図に示した通り、各地の初雪の遅い記録ですが、札幌の11月20日や室蘭の11月23日、帯広の11月24日など、記録に迫っている地点が多くなっています。 この先一週間以内にも、更なる遅い初雪記録が生まれるかもしれません。 北海道は、先月から偏西風の蛇行によって南から暖かい空気が流れ込みやすい状態が続き、初雪が記録的に遅くなっています。 14日に北海道内で今季初めての初雪の観測がありましたが、稚内は1938年の統計開始以来、最も遅い初雪となりました。 また、旭川は1888年からの統計史上2番目の遅さに、網走は1889年の統計史上9番目に遅さになるなど、その他の地点も滅多にない遅い初雪となっています。 その他の地点では今日(18日)午前9時の時点でも未だに初雪が観測

    北海道 遅い初雪記録続出か?(気象予報士 岡本 肇)
  • 三連休の天気 台風25号の最接近と影響は(気象予報士 中川 裕美子)

    大型で強い台風25号は東シナ海(沖縄の北~九州の西)を北上し、6日(土)には進路を東よりへ変えます。6日(土)の朝から昼過ぎにかけて九州北部に最も接近するでしょう。台風は次第に速度を速めて、日海を北東へ進み、7日(日)には北海道付近へ進む見込みです。 台風が最も接近する時刻は以下の通りです。 九州南部・・・5日(金)夜遅く〜6日(土)朝 九州北部・・・6日(土)朝~昼過ぎ 中国地方・・・6日(土)昼過ぎ~夕方 近畿・・・6日(土)夕方~夜 北陸・・・6日(土)夜〜7日(日)明け方 東北、北海道・・・7日(日)朝~昼過ぎ ※5日午後5時現在の情報です。台風の接近のタイミングは前後する可能性がありますので、最新の情報を確認してください。 6日(土)は、台風の接近に伴って、西日では日海側を中心に強い風が吹き荒れるでしょう。九州北部や中国地方では看板が落下するほどの非常に強い風が吹きそうです

    三連休の天気 台風25号の最接近と影響は(気象予報士 中川 裕美子)
  • 台風24号 日本列島直撃のおそれ(日直予報士 2018年09月26日) - 日本気象協会 tenki.jp

    大型で非常に強い台風24号は、26日(12時現在)、沖縄の南をゆっくりと北へ進んでいます。 今後も勢力を維持しながら沖縄の南をゆっくりとした速さで北へ進み、あすには進路を北西へ。29日(土)頃には沖縄地方にかなり接近するおそれがあります。 沖縄地方の海上では、すでにうねりを伴ってしけており、あすにはさらに波が高まるでしょう。沖縄島地方と先島諸島では、大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒して下さい。また、台風の北上に伴って、あすは先島諸島では非常に強い風が吹き、沖縄島地方では強い風が吹くでしょう。強風に注意して下さい。 台風はゆっくりと北上するため、影響が長引くおそれもありますので、十分な警戒が必要です。 台風24号は予報円のほぼ中心を進むと、30日(日)頃には奄美地方に近づき、速度を速めながら西日にかなり接近するおそれがあります。その後、日列島を沿うように進みながら10

    台風24号 日本列島直撃のおそれ(日直予報士 2018年09月26日) - 日本気象協会 tenki.jp
  • 関東~九州 車軸を流すような雨(気象予報士 白石 圭子)

    きょう1日は、対馬海峡から東北南部に延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。 未明から明け方は特に中国地方や北陸に発達した雨雲がかかりました。未明から明け方に1時間降水量の最大は島根県浜田市で86.0ミリ、江津市で63.0ミリ、大田市温泉津で43.0ミリ、石川県かほく市で52.5ミリを観測。午前8時20分までの24時間雨量は島根県大田市温泉津で239.0ミリに達し、観測史上1位の記録を更新(観測開始は1978年)しました。この24時間で平年の9月1か月分の雨量を超えています。 きょう1日は、前線は州をゆっくり南下する見込みです。このあと、前線は活動を強めることはありませんが、九州から関東では大気の状態が不安定となるでしょう。広い範囲で雨が降り、雷を伴って激しく降ることがありそうです。特に、中国地方と九州北部では昼頃にかけて局地的に1時間に50ミリ

    関東~九州 車軸を流すような雨(気象予報士 白石 圭子)
  • 週間 W台風 20号は西日本直撃か(気象予報士 小野 聡子)

    台風19号は今夜からあす22日(水)の明け方にかけて、九州南部と奄美地方にかなり接近するでしょう。九州や奄美、西日の太平洋側では暴風やうねりを伴った高波、大雨に警戒してください。一方、台風19号を追うように台風20号が徐々に日列島に接近中です。あす22日(水)には強い勢力で小笠原近海に進む見込みです。小笠原諸島では非常に強い風が吹いて、大シケとなるでしょう。東日や西日の太平洋沿岸部もうねりを伴って波が高くなりますので、海のレジャーを計画されている方は、高波に十分ご注意ください。また台風周辺からの湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定になりそうです。非常に激しい雨や雷雨の所があるでしょう。大雨にも警戒してください。 あさって23日(木)以降は日列島は台風20号の影響を大きく受けそうです。24日(金)にかけて西日にかなり接近、上陸のおそれが高まってきました。西日豪雨の被災

    週間 W台風 20号は西日本直撃か(気象予報士 小野 聡子)
  • 史上初 5日連続で台風に 列島への影響は(日直予報士 2018年08月16日) - 日本気象協会 tenki.jp

    きょう(16日)午前9時、マリアナ諸島近海で台風19号「ソーリック」が発生しました。台風ができるのは、1月~8月では平年13個くらいですが、すでに19個とハイペースです。また、今月(8月)12日の台風15号「リーピ」の発生から5日連続で台風ができたことになり、これは統計開始以来初めてのことです。 8月12日 台風15号「リーピ」発生 8月13日 台風16号「バビンカ」発生 8月14日 台風17号「ヘクター」越境台風 8月15日 台風18号「ルンビア」発生 8月16日 台風19号「ソーリック」発生 この夏は、南西からのアジアモンスーンがいつもより東に張り出して、対流活動が活発になっています。日の南でこの南西風と東からの風がぶつかり低気圧性循環(反時計回り)が生まれます。こうして雲が渦を巻きやすくなっていることが、台風がハイペースで発生している要因の一つと考えられます。 台風は、暖かい海面(

    史上初 5日連続で台風に 列島への影響は(日直予報士 2018年08月16日) - 日本気象協会 tenki.jp
  • 北海道は猛暑一転 記録的冷え込みに(日直予報士 2018年08月05日) - 日本気象協会 tenki.jp

    7月下旬から厳しい暑さが続いていた北海道ですが、昨日(4日)は7月24日以来11日ぶりの真夏日なしとなりました。 さらに今朝にかけては冷え込みが強まり、午前6時までの最低気温は宗谷地方の稚内市沼川で6.1度まで下がりました。 道内で8月上旬にここまで低い気温となるのは2013年以来5年ぶり。2000年以降ではその2013年にしか観測されていないほどの記録的な冷え込みとなりました。 北海道では7月下旬から暑さが強まり、先週日曜日の7月29日から8月1日にかけては4日連続で猛暑日を観測しました。 しかし、昨日は7月24日以来11日ぶりに30度以上まで上がる地点がなく、暑さがおさまりました。昨夜には上空1500メートル付近に9月中旬並みの冷たい空気が流れ込み、今朝にかけては各地で平年より気温が低くなりました。今朝6時までの道内の最低気温は宗谷地方の稚内市沼川で6.1度を観測しています。 8月上旬

    北海道は猛暑一転 記録的冷え込みに(日直予報士 2018年08月05日) - 日本気象協会 tenki.jp
  • 福岡 観測史上1位の高温に!(気象予報士 君島 由希子)

    きょう午後1時24分、福岡市の気温が38.3度まで上がり、1890年の観測開始以来、最も高い記録を更新しました(これまでの記録は2013年8月20日の37.9度)。 ①非常に勢力の強い太平洋高気圧に覆われていること②沖縄の南海上の台風10号からの下降気流が前記の高気圧の勢力をさらに強めていること③台風10号周辺の湿った南東風が吹き込み、九州山地の風下側で気温が大幅に上がるフェーン現象が起きていることが、この記録的猛暑の原因です。 気温は、このあともまだ上昇する可能性があり、たいへん危険な暑さです。屋外の作業はくれぐれも無理をせず、こまめな休憩と水分補給を心掛けてください。

    福岡 観測史上1位の高温に!(気象予報士 君島 由希子)
  • 京都39度8分 猛暑日地点は今年最多に(気象予報士 日直主任)

    きょう19日も東北南部から九州にかけて広く猛烈な暑さとなっています。午後3時を過ぎても気温の上がっている所があり、最高気温の観測史上1位や7月1位の記録を続々と塗り替えました。京都の午後4時までの最高気温は39度8分と、1880年の統計開始以来1位タイに。山口も38度7分と、1966年の統計開始以来、最も高くなりました。奈良は38度1分と7月の1位です。 また、35度以上の猛暑日となったのは、全国にあるアメダスの206地点と、今年最も多くなりました。猛暑日が200地点を超えるのは、毎年あることではありません。今年は、すでに7月15日に200地点で猛暑日を観測しており、きょうで2回目です。ちなみに、ここ10年では、2015年に2回、2014年に1回、2013年に5回、2010年に1回、200地点以上を観測しています。

    京都39度8分 猛暑日地点は今年最多に(気象予報士 日直主任)