【ベルギー無差別テロ】バス停に乱射 死者４人、７０人以上負傷 容疑者は３２歳＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース【ロンドン＝木村正人】ベルギー東部リエージュ中心部で１３日、武装した男が市民らに向かって無差別に手榴（しゅりゅう）弾のような爆発物を投げたり、銃を乱射した事件で、現地からの報道によると、犯人を含む４人が死亡、７０人以上が負傷した。 ロイター通信やＡＰ通信などによると、負傷者のうち、７人は重傷。死亡した犯人は地元に住む３２歳で、現場で自殺したとされる。当初、２、３人による襲撃とも報じられたが、地元検察当局は「死亡した男による単独犯行だった」と発表した。 男は無言で犯行に及んだといい、地元警察は無差別殺人に至った動機を調べているが、検察当局者は「犯行はテロ組織によるものではない」との見方を示している。 襲撃があったのは、同市中心部の広場で、裁判所が入る建物もある。男は、バス停で待っていた市民らに向け、爆発物を投げた。現場では、４回にわたって大きな爆発音が聞こえ、銃声も響きわたったという。
