奈良県天理市の天理駅前に4月にオープンした駅前広場で、8件の事故が起きて、8人がけがをしていたことが同市への取材でわかった。 白色を基調にしたユニークな形をした施設が特徴で、この形状が事故につながったケースもあった。市は事態を受けて、利用者に注意を促す看板の設置や監視カメラの増設など安全対策の強化に乗り出した。 市内に約1600基点在する古墳をモチーフに「コフフン」と名付けられ、建築家の佐藤オオキさんが設計。地域活性化を狙い、市が約14億円かけて、約1万7100平方メートルを再整備。五つの円形構造物を配置し、委託を受けた民間の警備会社が管理する。無料で自由に誰でも利用できる。 市によると、けがをしたのは幼稚園児から60歳代で、うち4人が腕を骨折するなどの大けがを負った。事故は4月に5件、6、7、9月に各1件起きた。 4月1日のオープン初日には、屋内のリング状遊具(直径2メートル)にまたがり
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