24日に閉幕したサッカーの「adidasCUP 日本クラブユース(U-15)選手権大会」は、3年連続の十勝開催により、主催者が予定した1期間(2011~13年)が終了した。地域挙げてのもてなしの充実や、円滑な競技運営体制も定着、全国各地からの選手やチーム関係者、観戦の保護者から好評を得ている。飲食や宿泊、観光など経済効果も大きく、十勝地区サッカー協会(金澤耿会長)は、既に開催が決まっている次の期間(14~16年)に向け、トップレベルの大会を生かした地元サッカー界の振興や、観光PR効果に期待を寄せている。 前開催地の福島県Jヴィレッジは、競技会場が集中していたが、周辺に飲食店が少なかったという。一方、帯広は「飲食店巡りも楽しみのひとつ」と、FC東京U-15深川サポーターの40代女性。「安くておいしいものばかり。関係者の間では“十勝太り”という言葉もあるほど」と笑う。 帯広観光コンベンション