私が不登校になり、問題視される側になったことから、日本では「よい・悪い」と言われていることが、ほかの国でも同じように考えられているかを、知りたいと思っていました。 とくにオランダは、テレビなどで「大麻が認められている」とか「自由の国」と聞いたことがあります。そんなオランダでは、どんなふうに教育を行なっているのか? と思い、オランダの教育事情について調べてみました。今回はオランダに8年間在住し、オランダの教育史を研究されているリヒテルズ直子さんとシューレ大学の朝倉景樹さんに取材しました。(山本侑佳里) 調べてみて、驚いたのは、まず、オランダの教育が多様な点と学区制がないため幅広く学校が選べる、という点です。リヒテルズ直子さんは「オランダの学校が100あれば、100のちがう教育をやっている」と話してくれました。その言葉だけではピンときませんでしたが、調べてみると本当にさまざまな学校がありました
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