ホウレンソウ農家、戸部一夫さんの畑では新型コロナウイルスの影響で外国人技能実習生の一部が来日できなくなり、人手不足の状態が続く=群馬県昭和村で2021年10月7日、竹内紀臣撮影 新型コロナウイルスの問題は人手不足が慢性化していた農家にも大きな影響を与えています。連載企画「衆院選・コロナ下の選択」の第7回は大きな戦力である外国人の来日が難しくなったホウレンソウ農家の声に耳を傾けます。最終回にあたる次回の第8回は19日朝に掲載予定です。新型コロナの影響で思うように大学に通えず、政治の世界にも目を向けるようになった大学生を取り上げます。 群馬県の赤城山麓(さんろく)にあり、新鮮な野菜を送り出すことで「首都圏の台所」と呼ばれる昭和村。ホウレンソウ農家の戸部一夫さん(57)は今夏、所有するビニールハウス約50棟のうち、10棟以上の作付けを諦めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国人技能実習生が来