〇日本での感染拡大について 武漢からチャーター便で帰国した集団と、クルーズ船の集団では感染の状況が大きく違う。 チャーター便集団には顕著な感染拡大が認められず、自宅に帰れるようになったにも関わらず、クルーズ船集団では感染拡大が止まらず、第二の武漢とも言われる有様ともなっている。 どちらも各部屋に隔離されている集団なのにこの違い。 これには大きな意味があるように思う。 クルーズ船の空調は各客室を循環するものと伝えられており、この情報が正しければ船内ではエアロゾル感染(弱い空気感染)が起きており、これが感染を拡大させている要因と考えられる。 そしてこの情報は香港や武漢での情報とも整合する。 香港では同じマンションの、異なる階の、同じ部屋番号の住民で感染が拡がったとの情報がある。 階こそ違うが同じ位置関係にある部屋で感染が拡大したとすれば、糞便から生じたエアロゾルが下水管を通じで各階の同じ位置に