台湾から東日本大震災の被災地に寄せられた義援金などの支援に感謝を伝えるため制作されたイラスト色紙=4日、台北市内(時事) 「謝謝台湾(ありがとう台湾)」。東日本大震災から来月で10年の節目を迎えるのを前に、100人を超える日本の漫画家がイラスト色紙を制作し、被災地に200億円を上回る支援金を寄せた台湾の人々にお礼の気持ちを伝えている。色紙は、4日開幕した「台北国際コミック・アニメフェスティバル」で展示中だ。 色紙を送ったのは、「島耕作」シリーズの弘兼憲史さんや「北斗の拳」の原哲夫さん、「シティーハンター」の北条司さんら。計106枚の色紙は、今回の展示のために描き下ろされた。「私たちはみなさんのご厚意を永遠に忘れません」などの中国語のメッセージも書き込まれ、イラストと共に感謝の思いを表現した。 展示は、対台湾窓口機関の日本台湾交流協会(東京)が主催。企画・運営を担当した出版取り次ぎ大手のトー