安倍晋三首相の妻・昭恵氏が桜の木の下にいる集合写真がニュースサイトで報じられたことをめぐり、立憲の杉尾秀哉氏が追及を続けた。杉尾氏は昭恵氏との関わりが指摘された森友学園への国有地売却問題と絡め、「(首相の)奥様の奔放な行動が森友問題のきっかけになったのではないか」と改めて指摘。首相はこれに対し、「それは違うと思う」と真っ向から否定した。 【写真】「桜を見る会」で笑顔をみせる安倍晋三首相夫妻 ただ、ニュースサイトによると昭恵氏が一緒に写真に納まっているのが人気モデルや有名芸能人だとされている点から、杉尾氏は続けて「奥様はこうしたセレブな花見宴会ができる。だけど、大多数の国民はできない。しかも、東京はオーバーシュート(感染爆発)、首都封鎖(ロックダウン)のギリギリのところにある」と批判した。 こうしたやりとりに対し、SNS上では「自粛要請のあった花見の宴会ではなくレストランの敷地内での撮影」な
去る1月25日、アフガニスタンにて銃撃されて亡くなった中村哲医師のお別れ会が、福岡市の西南学院大学チャペルにて厳かに行われた。筆者も、中村医師が通った西南学院中学校の一後輩として参列した。あらためて、中村哲医師が私たちに遺したものはなんだったのかを振り返ってみたい。 午後12時40分、開場20分前の段階で私が会場に到着した頃には、すでに1000人を優に超える人が行列を作っていた。会場となっているチャペルの席はすでに満席で、モニターで同時中継される隣接の一号館の教室をフルに使ってもなお続々訪れる弔問者は入りきれず、『毎日新聞』の報道によると最終的な参列者数は5000人を超えたという。 挨拶に立ったアフガニスタン特命全権大使は、時折ハンカチを目や鼻にあて、感極まって何度も声を詰まらせながら「中村先生はアフガニスタンの偉大な友人であり英雄でした」とその死を悼んだ。その姿に、会場のあちこちではもら
東京五輪組織員会の森喜朗会長(82)が立ち上げる『日本スポーツレガシー・コミッション』なる一般財団法人。週刊新潮は2月6日発売号で、数百億円とも目される東京五輪の剰余金の受け皿に、この財団が使われるのでは……との証言を紹介した。さらに同財団をめぐっては“東京五輪買収”という疑惑も浮上するのだ。 *** 森会長の新財団設立にあたり、その母体となるのは「一般財団法人嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター」(以下、嘉納財団)という組織である。嘉納財団は森会長の財団設立に際し300万円を拠出する「設立主」。嘉納財団と五輪との関係ではこんなエピソードがある。すでに東京五輪の開催が決定していた13年秋のことだ。 その日、東京・新橋の高級料亭では、政治家や広告代理店の人間が集う会合が開かれていた。場の中心にいるのは、「セガサミーホールディングス」の里見治会長(78)。里見会長は政界のタニマチとして
2018年12月のソフトバンク株式会社上場に始まって、19年9月、傘下のヤフー(現ZHD)によるZOZOへのTOB、11月に発表されたソフトバンクグループ(SBG)「真っ赤っか」決算、そして、同月のZHDとLINEの経営統合と、ここ1年に亘って、SBGは世間の耳目を集め続けた。新年を迎え、会計界のレジェンド・細野祐二氏がそのヤバい節税術を解説。ちょっと難しけれど絶対に為になる論考である。 *** 1.SBGという本丸に立ち入る前に、2019年にSBGが傘下に収めたLINEとZOZOの知られざる内情についての分析から始めてみたい。 (1)実態は連結資本欠損会社だった「LINE」 ヤフー(現ZHD)とLINEの経営統合は、ZHDの親会社であるソフトバンク側がかねてより持ち掛けていたものの、LINEの親会社であるNAVERが断り続けてきたという経緯がある。それが今年の夏ころからNAVERの風向き
私たちが開発した精子の精密検査や、新しい体外受精法「 人工卵管法 」のトライアルの成績や、その過程で経験した患者夫婦のエピソードを紹介させていただきます。 トライアルの対象は、卵子に精子1匹を注入する顕微授精を繰り返しても妊娠できなかった、治療の難易度が高い夫婦です。これまでに、顕微授精を1~40回繰り返しても妊娠しなかった250組の夫婦に対して、人工卵管法による体外受精を406回行いました。成績を表にまとめました。 57組のご夫婦が、1~5回(平均約1.9回)の治療で計70回の妊娠(妊娠率は約20%)に成功しました。そのうち、2回妊娠したご夫婦は11組、3回妊娠したご夫婦は1組いました。生まれた子どもは51人、19人は流産(約27%)でした。妊娠した方の平均年齢が約41歳であり、平均約9回の顕微授精を経験していました。出産に至った方の平均年齢は約40歳、顕微授精経験は平均約7回、流産した
「新橋のある居酒屋では、1人6000円100名の予約が無断キャンセルされました」 【この記事の画像を見る】 こう語るのは、飲食店の予約受付対応などの代行サービスを行うイデア・レコードの鈴木豪取締役だ。鈴木取締役はこう続ける。 「100名に対応しようとバイトを増やすなど特別なオペレーションを組み、特別メニューのために高価な食材も用意していたのに…誰も現れなかったようです」 飲食店に予約を入れていたにもかかわらず、その日時になっても店に連絡がなく、または店の連絡を無視して来店しない「無断キャンセル(No Show)」が後を絶たない。経済産業省が昨年11月に発表したレポートによると、無断キャンセルが飲食業界に与える損害は年間で約2000億円になるという。 「無断キャンセルは3000円~5000円程度の店で多く、予約全体の5%程度」(鈴木取締役)に上っており、忘年会シーズンで書き入れ時であるはずの
「東大農学博士と湘南美容外科の医師」が絶賛していると販売の脱毛クリーム→実際は監修受けておらず メーカーを取材し、効果試してみた 「“東大農学博士”と“湘南美容外科の医師”」が絶賛しているとの広告記事で販売していた除毛クリーム「moomo(ムーモ)」について、実際にはこうした監修を受けていなかったことが、ねとらぼ編集部の取材で分かりました。販売元と記事を作成したアフィリエイターに話を聞きました。 【画像】実際に使ってみたところ 該当商品の「moomo」は、クリームタイプの除毛剤。ネット上では「芸能人も愛用のわずか5分で男性の剛毛も脱毛できるとテレビで話題のクリームがすごすぎる」などのタイトルのアフィリエイト記事が多数掲載されています。 記事を見てみると、「この方法は、元々芸能界のみで使われていました」「永久脱毛できました!!」「永久脱毛できる!」「使えば使うほど色白もっちり美肌になれます!
お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(48)が、29日放送の日本テレビ「有吉反省会」(土曜後11・30)に出演。元福岡親善大使の「福岡愛がウソ」という告白に対し、「許せない」と不愉快そうな顔を見せた。 【写真】かわいい!元福岡親善大使の田上真理子 この日反省人として登場したのは、元福岡親善大使のタレントの田上真理子(26)。田上は「今まで散々福岡好きをアピールして活動してきましたが、実は福岡愛がウソであったことを反省しにまいりました」と告白した。 東京が大好きだという田上は「(大吉は)東京の人になったっていう風に思った。実は私と似た感じなんじゃないかな」と、大吉の福岡愛も疑う発言。すると大吉は「許せないですね」と冷めた表情で語った。また、鹿児島出身の田上が「大学に福岡に出てきて、そのままズルズル福岡に住んでる」、「(オーディションは)たくさん受けました。唯一受かったのが福岡親善大使」と
NTTドコモは6月1日から、新料金プランを導入する。新料金プランは、単に金額が上下しただけでなく、料金体系そのものが抜本的に変わっている。キーワードは「シンプル化」と「最大4割の値下げ」。ドコモによると、この新料金プランによって、最大4000億円の減収になるという。 新料金プランと現行プランの比較 また、端末購入補助の「月々サポート」に代わる割引の仕組みも、別途導入される予定だ。こちらについては、5月に実施されるとみられる夏モデルの発表会で披露される可能性が高い。ここでは、改めて新料金プランの中身を振り返るとともに、ドコモの戦略や今後予想される業界の動きを予測していきたい。 料金プランでは、ユーザーに2つの選択肢が用意された。1つが大容量プランの「ギガホ」、もう1つは段階制プランの「ギガライト」だ。大枠で2つから選ぶ仕組みは、分離プランで先行するauやソフトバンクも導入済み。auは「auフ
ここ数年、耳にするようになった「オンラインサロン」。ざっくり言ってしまえば、会員制の有料ファンクラブである。ビジネス、政治経済、ファッションなどさまざまな専門領域について、その道のプロと出会い、やり取りすることができる。 代表的なのはホリエモンこと堀江貴文さんの「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」やキングコング西野亮廣さんの「西野亮廣エンタメ研究所」など。特に西野さんのオンラインサロンは会員数2万人を超え、国内最大規模を誇る。 基本的に有料かつクローズドな空間であり、そこで交わされる情報は原則、外部に持ち出すことはできないのがオンラインサロン。それゆえ、経歴が怪しい人物が混じっていたり、値段に見合った価値を提供できているのか疑問視せざるを得なかったりすることもしばしば。 人気ブロガーのイケダハヤトさんと、はあちゅうさんらが主催する「脱社畜サロン」もそのひとつ。一時は会員数3000人超
福岡県行橋市の就労支援施設「おしあん」の20代職員と30代元職員の男性2人が24日、3年以上休日なしで昼夜連続で働いたにもかかわらず、残業代などが支払われなかったとして、同市の運営会社「グローバル」に、未払い賃金など計約3470万円の支払いを求める訴訟を福岡地裁行橋支部に起こした。 訴状などによると、元職員は2014年11月から今年4月まで勤務。職員は15年1月から勤務している。2人は日中、おしあんで働いた後、施設の利用者が入居するグループホーム「漢村(おとこむら)」(福岡県苅田町)に泊まり込んで利用者に対応した。午後5時以降と土日の賃金が未払いという。 2人は25日、北九州市内で記者会見した。職員は「会社の代表から『24時間365日が仕事』と言われた。同じような施設がなくなってほしい」と述べた。グローバル側は取材に「いずれきちんと説明する」と話した。
停電中の約60時間を非常用電源設備で乗り切った石狩データセンター。いったいどこがすごいのか? 改めてきちんと解説していきたい。 2018年9月6日に北海道を襲った震災により、停電状態に陥ったさくらインターネットの石狩データセンターに対し、9月8日ようやく電力供給が再開された。想定を超えた約60時間を非常用電源設備で乗り切り、インフラ事業者としての矜持を見せた石狩データセンターの「奇跡」について、改めてきちんと説明していきたいと思う。 卓越したオペレーション能力で「想定外」を「想定内」に 2011年11月に開設された石狩データセンターは、数多くのサーバーを収容するさくらインターネットの基幹データセンターになる。開設当時はソーシャルゲームの普及でサーバーの需要がうなぎ登りだったほか、環境に配慮したエコなデータセンターが求められていた。こうしたニーズに対応する石狩データセンターは、寒冷地のメリッ
職人の働き方改革は…徒弟制はブラック? 「常に長時間拘束」「若手育てるため」 労働と修業の境目あいまい 「オーナーが徒弟制度に重きを置き、労働環境が劣悪です」。福岡市の有名洋菓子店の関係者から、特命取材班にSOSが寄せられた。仕込み作業や菓子作りの練習で長時間拘束が常態化し、労働基準監督署の立ち入り調査に備えた口裏合わせまで指示されるという。事実なら「ブラック企業」と批判されかねない。職人の働き方改革はどうなっているのか。 【データ】勤め先が「ブラック企業」だと思う人の割合を示したグラフはこちら 複数の関係者によると、この店では男性パティシエは入社後に寮に入り、女性パティシエも徒歩10分圏内に住む決まり。食事も店で3食を取り、朝食は前日に売れ残ったケーキを食べることが求められている。 開店は午前9時。パティシエはその3時間前には出勤し、閉店後も翌日の仕込みに着手。帰宅は午後9~10時ごろに
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