提案内容が固まったら,次は企画書に落とし込む作業だ。顧客に合わせてカスタマイズできるような,基本のフォーマットを作っておこう。また,確認漏れや度重なる打合せを避ける意味でも,必要事項を網羅したチェックリストを作っておこう。 企画書の構成と,基本のフォーマットをかためる 企画提案の際には,基本の企画書だけをポンを渡せばよいというものでもない。企画の根拠や,実装のために必要な費用,工数,スケジュール,公開後の更新方法などを記載した書類一式を提出するものだ。具体的には,表1のように複数の書類をセットにする。 このうち,顧客内部で,まずタタキ台としてテーブルに乗るのが「基本の企画書」だ。基本の企画書では,次のように,必要最低限の事項を明確に定義する。 ・顧客名,案件名,ドメイン名(取得済みであれば) ・制作・開発の目的 ・訴求対象(ユーザー層) ・期待効果(具体的な売上目標,問合せ件数,アクセス数
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