「技術的負債を返済する」ことを大義名分にすることはいい。けど、気をつけないと言葉が一人歩きして、手段が目的化したり、本来やりたかったはずのアウトプットが出せなくなったりと、いろいろよくないことが起こりそうな気がしたのでメモ。 実際にそういう課題に今直面しているわけではないし、どんな状況でも当てはまることを書こうとしているわけではないけど、未来の自分に対して注意的な意味で書く。 ちなみに、発想の元になったのは 、SHIROBAKO 21話のタイトルにもなっており、劇中にも出てくる「クオリティを人質にすんな」というセリフ。いやー、面白いアニメだった。 自分は昔、どこかの会社のなにかのプロダクトの開発チームで、Tech Lead という役割の仕事をしていたことがある。その時の自分のミッションはこんな感じ。 システムに溜まった技術的負債を可視化すること技術的負債が短期・長期的に事業に与えるインパク