[地震]阪神の100倍規模 余震1カ月要警戒2011年03月11日22時33分 提供: 東北沖大地震は、記録が残る中で国内最大の規模(マグニチュード=M)8.8を記録した。専門家は「死者1000人を出した貞観(じょうがん)地震(869年)の再来の可能性がある」と指摘する。 日本がかつて経験したことのないM8.8という規模は、どれほどのインパクトを持っているのだろうか。 地球の表面を覆う岩板(プレート)の境界では、「プレート境界型」と呼ばれる巨大地震が起きやすいが、専門家によると今回の地震もこの仕組みで発生した可能性が高い。大きな被害をもたらした東海地震、東南海地震、南海地震などはいずれも「プレート境界型」だ。古村孝志・東京大地震研究所教授は「今回の地震もプレート境界型の可能性が高い。日本で起きる最大級の地震が起きた」と話す。 これだけの規模になったのは、プレートのずれの大きさによる。