以前、ペットショップでサルがカゴに入れられて販売されているのを、見たことがあります。 そのとき、晩年の豊臣秀吉を思い出しました。 天下というカゴに入れられ、苦悶する秀吉が浮かんできました。 天下をとったあたりまでの秀吉は、まさに絶好調で、自然のなかでたくましく生きる野猿のようでした。 ところが関白となった天下人から、だんだんサエない老人になっていきます。 まるで目に見えない天下というカゴが秀吉を、かんじがらめにしていたみたいです。 天下人として行き詰まりを感じていた秀吉は、人が変わったように残忍で衝動的な行為をおこないます。 何者かに「猿」と石に落書きされただけで怒り、多くの民や家来を処刑したりします。茶道の師である千利休や、甥の秀次とその家族も大勢、殺害しました。 そして無謀な明攻めで、多くの犠牲者をだしました。 ほころびだらけの秀吉の天下 なぜ、秀吉は晩年、おかしくなってしまったのでし
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