からだの不調や体質を改善する上で、「健康的な食事」は欠かせない。読者のなかにも、「オーガニック」や「ベジタリアン」など食のキーワードを意識し、生活に取り入れ始めているひとはいると思う。 しかし、どれだけ健康的な食事であっても、あやまったやり方で取り入れてしまえば逆効果だ。例えば、菜食主義の「ビーガン」が行き過ぎたあまり、体調不良を招いてしまうケースなどは最近目につく。 ビーガン・ベジタリアン健康志向の人ほど悩まされる「ヘルシー偏食」 こちらの記事に登場するビーガンブロガーのジョーダン・ヤンガーさんは、一年間のビーガン生活の末、「体力が落ち、ハイな気分は消えて常に疲労感に苛まれるようになり、唇は青く変色し、髪は抜け、肌はシミだらけになった」という。 偏食が「遅発性アレルギー」などからだの異常につながる可能性については、この『CATALYST』でも過去に記事で触れたことがある。健康志向の強い人