北京に拠点を置く調査会社BDAは現地時間3月13日、インターネットのユーザー数で中国が米国を追い抜き、世界最大のインターネット市場になったと発表した。BDAの推定は、中国のインターネット利用者は2007年末で2億1000万人に達したと発表したChina Internet Network Information Centerのデータをベースにしている。BDAによると、Nielsen/NetRatingsは、米国のウェブ人口を2007年末で2億1600万人としていたという。 「これらの情報と、これらの市場が2008年に入っても2007年と同じ増加率で成長しているという仮定に基づくと、中国はいま現在、米国を追い越し世界最大のインターネット人口を誇る国になったと判断した」とアナリストのBin Liu氏は声明で述べている。BDAは、次に中国でブームになる市場は電子商取引分野だと見ていると付け加えた