クリミアを「ロシア領」と表示 アップルにロ下院が圧力 2019年11月28日07時06分 ウクライナ南部クリミア半島の都市をロシア領と表示する米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」のアプリ 【モスクワ時事】ロシア下院は27日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などのアプリで、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島の各都市がロシア領として表示されるようになったと発表した。ロシア下院が過去数カ月にわたりアップルに対応を迫っていた。ロシア国内のみの対応とみられる。 アイフォーンの地図や天気のアプリで、シンフェロポリやヤルタなどクリミアの都市名を入力すると、ロシア領として表示される。この問題を担当してきたピスカリョフ下院議員とアップル関係者が27日に面会した後に下院が声明を発表した。ピスカリョフ氏は「アップルは義務を果たし、ロシアの法律を順守した」と