前回からの続きで、今回もデジタルアーツが公表した調査資料を元に、子どもとスマホの関係を考えていく。 資料5ページ「携帯電話やネットのルール・マナーの情報収集」では、中学生ぐらいまではルールやマナーに関して家族を頼りにしていることが分かる。家族とは親ということかもしれないが、一方で母親のほうでも子どもの学年にかかわらず、同じく家族を頼りにしている。これは結局誰に聞いているのだろうか。子どもは親に、親は子どもに聞いてたら、疑問が家庭内でグルグル回っているだけである。結局はお父さんに行き着くのだろうか。 そのお父さんは、「インターネットで検索する」「自分で何度も操作しながら覚える」という回答が最多となっており、問題に対して相談できる人が周りに誰もいないということが浮き彫りになっている。父親の場合、家族の悩みを外に相談するのではなく、内側に溜め込み、自分で解決しようとする傾向がある。それで正解にた