いつでもどこでも、どんな時でも。スマートフォン(スマホ)の普及は、これまでリビングで閉じていたプライベート空間を、学校や電車の中など公的な空間にまで拡張させてしまった。その弊害のひとつが、急成長を遂げているソーシャルゲームだ。手が空けばところかまわずゲームに興じるのは当たり前、中には友人のアカウントを乗っ取ってアイテムを奪う事件も起きた。今や「不夜城」と化したソーシャルメディアから、子どもたちを守るにはどうしたらいいのか。その処方箋を、元小学校教員でIT(情報通信)ジャーナリストの高橋暁子氏が解説する。