和歌山県教育委員会は英語の教員の指導力を高めるため、公立の小中学校と高校で英語を担当するすべての教員に国際的な検定試験「TOEIC」を受験するよう求める、全国でも珍しい取り組みを始めることになりました。 この取り組みは、和歌山県教育委員会が教員の指導力を高めようとことしの春から始めます。 公立の小中学校と高校で英語を教える合わせておよそ550人の教員全員に対し、国際的な英語検定試験「TOEIC」を4年間にわたって毎年1回受験するよう求めるということです。 受験料は和歌山県が負担し、英語力を高めるための研修も行うということです。 県教育委員会によりますと、和歌山県は、英検=実用英語技能検定で準1級程度の英語力を持つ教員の割合が全国平均を大きく下回り、教員のレベルアップが課題となっています。 英語を担当する教員全員がTOEICを受験する取り組みは全国でも珍しいということで、和歌山県教育委員会は