インターネットで検索すると検索した物の立体模型を作り出す最新の装置が、埼玉県川越市の盲学校に貸し出され、視覚障害のある子どもたちが模型の感触を確かめました。 「さわれる検索」と名付けられたこの装置は、インターネットと3Dプリンターをつなぎ合わせたもので、インターネット検索大手の「ヤフー」が開発しました。音声を入力して検索すると、ネット上の3Dデータを探し出し、このデータを基に樹脂で立体模型を作り出します。 この装置が県立の盲学校「塙保己一学園」に18日から1か月貸し出されることになり、早速装置を使った初めての授業が行われました。子どもたちは「東京スカイツリー」や「富士山」などと声を出して検索したあと、作り出された模型を手に取って形を確かめていました。 開発した大手検索会社によりますと、この装置で検索をして模型を作り出せるのは、現在はネット上に3Dデータがある240種類ですが、来月には10万