本日は、たくさんのみなさまにお集まりいただいて、大変ありがたく思っております。反転授業そのものについての本学の実践やその分析は、まだまだ始まったばかりです。大学の授業改善の必要性が叫ばれて久しい今日ですが、学生の学習者としての多様な特性に応じた教育をどう展開していくのかということについては、議論が不足しているように思います。学生の学びの特性や志向性に応じて、教育内容や学習方法のバリエーションを広げていく試みの一つとして、反転授業を捉えています。 反転授業やアクティブラーニングについて、本邦を代表するお二人の先生に基調講演をしていただいた後、本学での取り組みを含めて、反転授業の実践について理解を深めていただければ幸いです。大学教育について立場や状況を異にする諸大学が共に考える機会がたいへん重要だと思っておりますので、今日はどうぞよろしくお願いいたします。 趣旨説明 反転授業を本学で初めて導入