コード・オーグ(Code.org)によるプログラミングの授業を受ける小学生(Jason Henry/The New York Times) 全米の教員2万人が授業に採用 サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡って少し北上したところにある小さな町ミルバレー。住民にはテクノロジー関連企業で成功した人も多い高級住宅街だ。 この町のストロベリーポイント小学校で、家族向けコンピュータプログラミング教室が開かれたのは先月のこと。2年生のジョーダン・ライル(7)も、家族と一緒に参加した。「ジョーダンが最近のトレンドから遅れてしまわないかと心配で」と、母親のウェンディは参加した理由を語る。 アメリカでは今、小学校や中学校からコンピュータプログラミングを教えようという運動が急速に拡大している。そのためのカリキュラムを無料で提供する非営利団体コード・オーグ(Code.org)によると、昨年12月以降