2018.09.11 労働の多様化を目指す政府の「働き方改革」。医師も例外ではなく、厚生労働省が進める「医師の働き方改革に関する検討会」では労働の適正化のために議論が進められています。 医師の働き方における課題の一つに「長時間労働」があります。疲労がたまった状態で業務を行うことは、医療の質の低下を招きかねません。また医師の健康を守るためにも、長時間労働の対策を行うことが急務となっています。一方で、医療という社会インフラの維持や医師という仕事の特殊性から、長時間労働の是正の実現までには解決しなければならない問題が多く横たわっています。 本連載では、法律を切り口に医師の長時間労働の現状について読み解きます。第1回では、医師の長時間労働と応召義務について紹介しました。第2回では、医師の長時間労働による過労死の現状と、担当裁判の事例を、第1回に引き続き、医師の過労死裁判における患者側の弁護経験もあ
![【第2回】医師の過労死の現状と裁判事例|医師のキャリア情報サイト【エピロギ】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e9feeed8322749891d621f9378e7f87902358633/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fepilogi.dr-10.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F09%2F9703028074be10ef9edf7e936c156a12-640x350.png)