神奈川県警の警察官が、窃盗事件に関与したとして事情を聴いていた70代の女性から現金16万円をだまし取ったとして書類送検されました。 窃盗事件の被害者に「弁済する名目」で支払わせたものを、そのまま自分のものにしていたということです。 書類送検されたのは大船警察署の刑事課に勤務する31歳の男性巡査長です。 警察によりますと、巡査長は去年6月、窃盗事件に関与したとして任意で事情を聴いていた70代の女性から、被害者に弁済するという名目で現金16万円をだまし取ったなどとして詐欺の疑いが持たれています。 事情聴取中に女性から「弁済金を用意したい」と申し出があり、巡査長は女性の自宅を訪れて現金10万円を受け取りましたが「これでは足りない」と言ってさらに6万円を支払わせたということです。 受け取った現金は事件の被害者には渡さず、自分のものにしていました。 調べに対し「ギャンブルに使う金がほしかった」と供述
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