NHKは21日、紅白歌合戦で聴きたい歌を視聴者に投票してもらう「スキウタ」調査の最終結果を「発表!スキウタ上位100〜紅白みんなでアンケートから〜」(総合、午後9時15分)で放送する。しかし、9月の中間発表で明らかにされた順位を、今回は発表しないという。これでは、調査ならぬ、単なる人気投票と映るが…。 番組は、映画監督の大林宣彦氏とタレント、麻木久仁子をスタジオゲストに迎え、演歌歌手の北島三郎や大相撲の高見盛らがVTRで参加。それぞれの歌にまつわる思い出やエピソードなどが語られる構成。 しかし、どんな歌が人気か、という視聴者の関心については「今回は順位をつけずに発表」(番組担当者)することが直前になって判明。なぜ、こんなことに? 中間発表では上位30曲を発表したが、6割が携帯電話やパソコンからのネット投票。年代別に見ると、20代が19.6%に対し、70代は4.8%と、若年層に人気の歌が上位