リック・ウェイクマン(Rick Wakeman, CBE、1949年5月18日 - )は、イングランド出身のミュージシャン、鍵盤奏者、作曲家、タレント。 主に、プログレッシブ・ロックバンド「イエス」の活動で知られる。ソロ・アーティストとしても数々の作品を世に送り出し、ロック・キーボーディストの第一人者として認知されている。2021年、大英帝国勲章(CBE)叙勲。 略歴[編集] Perivale(西ロンドン、ミドルセックス)の郊外生まれ。6歳からピアノを習い始め、ドレートンマナーグラマースクールに通う。高校を卒業後地元のバンド「Atlantic Blues」に加入。ロンドンの王立音楽アカデミーに通い、ピアノ教師になるべく学んだ[1]。第二選択楽器はクラリネットであった[注釈 1]。 在学中からセッション活動を行ない、18歳から21歳までの間に、デヴィッド・ボウイのアルバム『スペイス・オディテ