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縦と横の比率が最も均斉のとれた長方形を想像してみて下さい。それは人によって様々かもしれませんが,黄金比と 呼ばれる比が最も美しいと言われています。ところで,どうしてその比率がバランスよく見えるのでしょうか。もしかしたら,その中に何か神秘的な規則が内在しているのではないでしょうか。 ここでは,それに関連するいくつかの話題を展示します。お楽しみ下さい。 1 黄金比とはなにか 歴史上,黄金比を数学の話題として初めて意識したのは,ユークリッドとされています。彼は 次のような幾何学の問題として捉えていました。 では次に,この比率を持つ長方形を作図してみましょう。 まず,1辺の長さがaの正方形ABCDを作図します。次に,辺BCの中点Mを作図し, そこからDまでの距離をとり,Mを中心に半径DMの円を描きます。 辺BCの延長線との交点をEとし,長方形ABEFを描くと,それが黄金比を持つ長方形になります。
デザインコンサルタント木全賢(きまたけん)のブログ 中小企業のデザインのお悩み、なんでもご相談ください!! <写真>どこにでもある黄金比 ◆黄金比について<寸法について その2> 211:【デザインのコツ・デザインのツボ100連発!】第11発 デザインワーク こんにちは! 「工業デザイン相談室」の木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。 木全の自己紹介 新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」(第2版)好評発売中 「売れる商品デザインの法則」(第2版)好評発売中 記事の目次 デザイン相談室の目次 デザインの考え方と運用について デザインのコツ・ツボの目次 商品企画とデザインワークについて 人気blog
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