横須賀市で市議会議員を6年、市長を8年経験して、政治と行政の可能性と限界性を同時に痛感してきました。また行政の習慣や専門用語を民間の皆さんに理解していただく努力をせずに、せっかくの民間のテクノロジーやソリューションを地域課題解決に活用できないことは、本当にもったいないと感じていました。 行政の組織風土や法体系に基づくワークスタイルなどと、民間のビジネスセンスやスピード感とは、大きく隔たりがあるのは事実です。けれども、それをつなげる手法と人材をもってすれば、乗り越えることはできます。逆に、そうした手法の認知と人材の育成こそが、今求められていると思っています。 民間企業(アクセンチュア)から政治の道と行政の組織に入り、様々な知見を積み重ねてくることができたことへの感謝の気持ちを原動力に、「課題先進国日本」を「課題解決先進国」として、前に進めていくことができればと思っています。 GR:Gover