バッファローが2015年6月に発表したハイエンド無線LANルーター「WXR-2533DHP」は、同時に複数端末とのWi-Fi通信を可能にする「MU-MIMO」に対応したり、可動式の4本のアンテナと「ビームフォーミング」を使って家じゅうの欲しい場所に電波を狙って届けることができる性能を持っていますが、これらに加えて次世代高速規格である「11ac(5GHz)」や、2.4GHzの256QAMに対応し、大型の4×4アンテナを備えることで無線LANの通信速度としては同社史上最速という1258Mbpsの実測値を誇るポテンシャルを備えています。 有線LANのギガビット規格を軽々と超える速度を可能にするという性能を実際に発揮させることはできるのか、2台のWXR-2533DHPを借りて実際に編集部でも試してみることにしました。 内蔵アンテナを超える性能 11ac 4x4大型可動式アンテナ搭載Wi-Fiルータ