Tokyo, Nov 24, 2009 - (JCN Newswire) - 東北大学・大学院理学研究科数学専攻(専攻長:雪江明彦)研究資料室は、アイザック・ニュートンの「プリンキピア」の復刻版(1822年)など、歴史的価値のある書籍や日本初の欧文の数学専門誌「東北数学雑誌」をはじめとする数学雑誌を保有する全国有数の数学図書室です。このたび、本研究資料室において、積層RFIDタグ*1を活用して蔵書の点検作業などの管理を効率的に行う「蔵書点検システム」を導入し、本格稼働を開始しました。現在、約44,000冊の単行本に積層RFIDタグを貼り付けて、本システムの運用を開始し、今年度中に、研究資料室で保有する数学雑誌も含めた全蔵書合計約80,000冊に対象を拡大していく予定です。本システムは、株式会社日立製作所(TSE:6501)が開発した「蔵書点検システム」を採用したものです。従来は読み取りが難