ソニーは2月6日に行った第3四半期の決算発表において、2014年7月を目処にテレビ事業を分社化することを発表した。なぜPC事業は売却で、テレビ事業は分社化なのか? 本稿では、その背景を探る。 関連記事 【レポート】2014年7月の分社化で2014年度中のテレビ事業黒字化を推進 - ソニー・2013年度第3四半期決算発表(2014年2月6日) ソニーが発表したテレビ事業の分社化は、これまで「聖域」と言われた領域にもメスを入れたものだといえる。テレビ事業は、ソニーの大黒柱であるエレクトロニクス事業の「顔」であり、「SONY」ブランドを最も象徴する製品であった。そのテレビ事業を分社化するという平井一夫社長の選択は、ソニーのエレクトロニクス事業の改革が、もはや予断を許さない状況にあることを示すものだといえよう。 同社の平井一夫社長は、「エレクトロニクス事業は、今後も厳しい状況で推移すると考えている
![なぜPC事業は売却でテレビ事業は分社化? ソニーのテレビ事業分社化の背景を探る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d2a1248ad21d7b0043d0d5c51af64fff7a55014e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20140215-sony_tv%2Findex_images%2Findex.jpg)