最後の仮想化専業ベンダだったヴイエムウェアがSpringSourceを買収し、仮想化ソフトウェアを専業とする主要ベンダはなくなりました。 なぜ、仮想化専業ベンダはなくなったのでしょうか? 仮想化ソフトウェアでの差別化は終わり 理由は単純です。仮想化ソフトウェアだけでは差別化ができなくなってきたためです。 1年以上前であれば、製品の安定度、ライブマイグレーションなどの機能、管理ツールが充実しているかどうか、といった点で仮想化ソフトウェアは差別化が可能でした。しかし製品の成熟度や機能の多くが横並びになりつつあり、仮想化ソフトウェア単体での差別化はほとんどできなくなってきました。 そこで差別化のポイントは、仮想化ソフトウェアの上でどんな付加価値を提供できるか? に移りました。 ヴイエムウェアはクラウド環境を提供するベンダへの変身を目指していましたが、SpringSourceの買収によって、一気に
![仮想化ベンダはなぜいなくなったか? 時代はクラウドを巻き込んで総合ソフトウェアベンダへ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca0810e4b6b3ead24b6451d312016131bc72a4ae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.publickey1.jp%2Ffbico_pblky.png)