日航706便事故裁判控訴審
日航706便事故裁判控訴審「無罪」判決に対する声明 冒頭に、この事故で負傷された乗客の皆様にお見舞いを申し上げますと共に、亡くなられた客室乗務員のご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。また、負傷された乗員の方々にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。 2007年1月9日、名古屋高等裁判所門野裁判長は、706便事故裁判の控訴審において無罪判決を言い渡しました。判決理由については今後詳しく分析致しますが、以下は判決を受けて現時点での私たちの声明です。 1997年6月8日に発生した本件事故は、日本乗員組合連絡会議（以下、日乗連）の科学的分析から明らかなように、ＭＤ-11型機の飛行特性と特異な気象状況によって、機首の大きな上下動が発生したことに起因しています。 ところが、1999年12月17日に運輸省航空事故調査委員会（当時）が公表した航空事故調査報告書には、数々の矛盾や調査が
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控訴審判決を迎えてのコメント
日航機706便事故裁判の過失認定をめぐって