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本と宗教に関するmmddkkのブックマーク (13)

  • [書評]浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか(島田裕巳): 極東ブログ

    書「浄土真宗はなぜ日でいちばん多いのか」(参照)の表題の問いについて関心がある人なら、それは「おわりに」の数ページが扱っているだけなので、さっとそこだけ立ち読みすれば終わる。ただ、さっと読んでわかる回答は書かれていない。筆者の用意した回答としては「庶民の宗教だから」というのが筆頭に来るが、それが明瞭に支持された解説に拠らずややわかりづらい印象を受ける。しかし、そこは書の欠点ではない。 むしろ書全体を読めば、明瞭な答えに導かれる。つまり、浄土真宗は帯から家系による寺の相続が可能になったこと(来寺はそういうものではない)と、帯に伴う縁組みで閨閥が形成できることだ。 浄土真宗を宗教としてみるとわかりづらいが、諸侯や商店の特異とも見ればよいとも言えるだろう。浄土真宗藩や浄土真宗店とでもいうようなものである。さらに江戸時代に幕府から特別に保護されたことの要因も大きい。 ただし、それらの

  • [書評]「正法眼蔵随聞記」: 極東ブログ

    「正法眼蔵随聞記」は不思議な書物である。これに魅せられた人は生涯の書物とするだろうし、私も40歳を過ぎて絶望の淵にあるとき、ただ読みうるといえば、このだけでもあった。このから生きることを学びなおした。 「正法眼蔵随聞記」は鎌倉時代の僧・懐奘が師・道元の教えを記した書とされている。懐奘にこれを公開する意図があったかはわからない。現在の「正法眼蔵随聞記」という書名があったわけでもない。それでも「正法眼蔵随聞記」という書名は、道元の主著「正法眼蔵」を連想させ、その正法に「随い聞く」という主旨が反映されている。 懐奘が30代半ば、新しく得た、そして真実の師である道元の教えを書き出したのは、その学び始めのころ、文暦元年(1234年)ごろとされている。北条泰時執権の時代である。書き記した文は、懐奘の死後、その弟子によって書写されていたが、広く世間に知られるようになったのは、現在の岩波文庫が採って

  • JUST DO IT!「正法眼蔵随聞記」

    仏法ライフハック。 道元禅師から聞き書いた仏道修行の至要をまとめたものとして有名。歴史や倫理でタイトルだけは見知ってたし、やたら持ち上げる人がいるのも知ってる。だが、難しがることもありがたがることも無用、シンプルでパワフルなライフハックと思えばよろしい。 たとえば、「病気が治ってから仏門に帰依しよう」とか、「この事業が完遂したら修行を始めるぞー」なんて言ってるうちに人生終わる。「この戦争が終わったら、故郷に帰ってフィアンセと結婚するんだ」と一緒やね。死亡フラグにならないよう、お灸とかで症状をだましながら修行しなさいと説く。 あるいは、語録や問答を集めたを読んでもダメダメという。そんなの読んでいるくらいなら、ひたすら坐禅せよとくり返し述べる。ライフハックとか称して、「○○の効率を10倍にする20の方法」なんかをリッピングしてるよりも、素直に○○をやれと同じ。中学の頃、学習雑誌の勉強法特集を

    JUST DO IT!「正法眼蔵随聞記」
    mmddkk
    mmddkk 2011/06/30
    「道元禅師から聞き書いた仏道修行の至要をまとめたものとして有名」
  • Amazon.co.jp: 古寺辿歴―古美術襍想 (1982年): 本

  • Amazon.co.jp: 大和古寺風物誌 (新潮文庫): 勝一郎,亀井: 本

    Amazon.co.jp: 大和古寺風物誌 (新潮文庫): 勝一郎,亀井: 本
  • 【レビュー・書評】伊勢神宮―魅惑の日本建築 [著]井上章一 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    伊勢神宮―魅惑の日建築 [著]井上章一[掲載]2009年6月28日[評者]柄谷行人(評論家)■日固有なのか その通念を否定 伊勢神宮は、その簡素な白木の建物と、式年遷宮(20年ごとに造り替える)で知られている。しかし、これをたんに建築としてだけ見ることはできない。伊勢神宮は明治以後国家神道の中心となったわけで、政治的な意味が今もまといついているからだ。にもかかわらず、それだけで片づけることができない何かが伊勢神宮という建築にある。建築の様式や技術として見た面と、宗教的・政治的に見た面が複雑にからまりあっている。伊勢神宮が建築史学界の争点となってきたのはそのためだ。書は、これまでの錯綜(さくそう)した議論を根的に解きほぐし、とらえなおしている。 一般に、伊勢神宮には、仏教伝来以前の日に固有の建築様式が保存されていると考えられている。このような通念をもたらしたのは、伊東忠太だといって

    mmddkk
    mmddkk 2009/07/05
    評者: 柄谷行人
  • Amazon.co.jp: 鳥の仏教: 中沢新一: 本

    Amazon.co.jp: 鳥の仏教: 中沢新一: 本
  • 冬休みの読書におすすめする16冊の本: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 今年もあとすこしですね。今年もいろんな楽しいに出会えて幸せです。その中から何冊かをご紹介。冬休みの読書選びの参考にでもしていただければ。おそらくここで紹介するは、他のブログのおすすめとはかぶらないでしょうし。 では、さっそく。 (文中の書籍名にあるリンクはそれぞれブログでの書評へのリンクです) 古代社会の構想力最初に紹介するのは、上田篤さんの『庭と日人』、土橋寛さんの『日語に探る古代信仰―フェティシズムから神道まで』、そして、白川静さんの『漢字―生い立ちとその背景』と『初期万葉論』の4冊。この4冊に共通するのが、古代の祭祀社会におけるマナイズム、言霊や甲骨文、古代歌謡に託した呪的力の考察を通じて、現代の演繹的発想が力をもつ確実性の世界とは異質な、不確実性に彩ら

  • [書評]宮大工西岡常一の遺言(山崎祐次): 極東ブログ

    西岡常一(にしおかつねかず:1908-1995)は奈良県法隆寺の宮大工の家に生まれ希代の棟梁となった人だ。薬師寺金堂、西塔の再建も行った。この話はNHK「 プロジェクトX 挑戦者たち〈5〉そして、風が吹いた」(参照)でも紙芝居風に放映された。「西岡常一」を著者名に含める「木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)」(参照)や「木のいのち木のこころ―天・地・人(新潮文庫)」(参照)の他に、最近の新書では「宮大工の人育て (祥伝社新書)(菊池恭二)」(参照)などもある。 そうしたなかで、書「宮大工西岡常一の遺言(山崎祐次)」(参照)がとりわけ優れているというわけでもないだろう。私はたまたま西岡常一と遺言という言葉に惹かれてなんとなく買って読んだくらいだが、存外に面白かった。著者は映像プロダクション関連の仕事をされた人で、西岡常一の生前の映像なども撮っていた。率直なところ、西岡常一自身が語られ

    mmddkk
    mmddkk 2008/04/14
    薬師寺の金堂、西塔の再建を担当した人。
  • http://inoue0.exblog.jp/6498266/

  • Amazon.co.jp: 冠婚葬祭のひみつ (岩波新書 新赤版 1004): 斎藤美奈子: 本

    Amazon.co.jp: 冠婚葬祭のひみつ (岩波新書 新赤版 1004): 斎藤美奈子: 本
  • Amazon.co.jp: 歴史のなかの天皇 (岩波新書 新赤版 987): 吉田孝: 本

  • [書評]ブータン仏教から見た日本仏教(今枝由郎): 極東ブログ

    「ブータン仏教から見た日仏教(NHKブックス)」(今枝由郎)は標題のとおり、ブータン仏教から日の仏教はどう見えるかという話だ。 参照)があげられている。 私はこのをさっと読んだとき、別にどってことないだなと思った。日の仏教と仏教という宗教についての私の考えは、すでにこのブログになんどか書いてきたが、基的に私は日の仏教には批判的だ。 仏教入門その1(参照) 仏教入門その2(参照) 仏教入門その3(参照) 仏教入門その4(参照) 仏教入門おわり(補遺)(参照) 般若心経について(参照) [書評]砂漠と幻想の国 アフガニスタンの仏教(金岡秀友・菅沼晃・金岡都)(参照) ざっと思い返すとそんなところか。私は日の仏教に基的には批判的でもあるので、今枝由郎「ブータン仏教から見た日仏教」はむしろなじみやすかった。と同時に多少退屈な読書という感じもした。ブータンが抱える民族問題などに仏

    mmddkk
    mmddkk 2005/11/09
    「仏教を学ぶならフランス」とのこと。あと、ブータン高僧から見た胎内仏や十三回忌について。
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