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2012年2月15日のブックマーク (1件)

  • 然るを訊く 乳首 【岡山県岡山市天台宗 馬路山明王寺/聖観音立像】

    山陽線と並行に走る国道250号線を藤井地区で 右側に入ると雰囲気はがらっと変わり 山里の新緑が広がった道が現れる 程無く走ると左側に『明王寺』の看板が見え 狭い石道を山へギリギリの道幅を車で進んでいくと 駐車場に到着した そこから堂は300m程度であり 住職の案内のもと堂の隣にある観音堂の尊である 聖観音立像を拝した 観音堂の中央に佇む聖観音立像は 平安前期に遡る、カヤの一木像である 像高150cm程度の等身大よりかは やや小さな像である 平安前期らしいエキゾチックな風貌でありながら 頬ややや広がった肩などから角ばった印象をも受ける 天冠台、腕につけられたバンド、天衣の様子からも この像はとてもお洒落な像である そして驚くべきは胸部にある乳首が存在する 仏像であるということだ これはご住職に伺うに後補によるものであるという ことであるが他にない特徴として惹かれたのは 言うまでもない