「特別リクルーター」に起用された菊池柚花さんが7月、県警察学校で鑑識活動を体験した=栃木県警提供(7月4日撮影) 栃木県警の警察官志望者数が低迷している。採用試験の申込者数は2022年度には501人と、2016年からの6年間で約5分の1に激減。少子化や民間への人材流出などが要因とみられ、担当者は「採用人員を確保しなければ通常業務が回らなくなる」と頭を抱える。新たに若手タレントを「特別リクルーター」に任命したり、SNS(ネット交流サービス)で情報発信したりして、人材確保に向けあの手この手を打っている。【今里茉莉奈】