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ブックマーク / kawa-kingfisher.cocolog-nifty.com (8)

  • ハンス島の例に見る領土問題 - カワセミの世界情勢ブログ

    昨今の日韓は竹島問題で騒がしいが、この手の領土問題でモメる話は世界各地で良くある事である。比較的成熟した民主主義国でも完全に無縁とは行かず問題を抱える事がある。今回は例としてカナダとデンマーク間にあるハンス島問題を取り上げてみたい。 グリーンランドがデンマークの自治領として主権下にあるのは周知の事実である。このグリーンランドとカナダの間の狭い海峡にいくつかの小さな島があり、そのうちちょうど海峡の真ん中にあるハンス島が論争の対象となっている。この地図を見ると分かると思うがなかなか微妙な位置である。議論の発端は1973年に大陸棚に関して両国の帰属問題を決定した際に遡るが、このハンス島部分に関しては当時合意はなく政治的にも大きな問題とみなされていなかった。論争が大きくなってきたのは近年である。カナダドメインではあるが客観性はそれなりにあると思われるこのまとめサイトは参考になるだろう。その中で記述

    ハンス島の例に見る領土問題 - カワセミの世界情勢ブログ
    mmddkk
    mmddkk 2006/04/22
    カナダとデンマーク間の領土問題。竹島問題の参考に。
  • 続・欧州とイスラム世界のムハンマド風刺画騒動 - カワセミの世界情勢ブログ

    前回も追記を加えたのだが、この件は自分の認識と世間のギャップが多少大きいようだ。蛇足もいいところではあるのだが、もう少しこの件に関するつぶやきを記してみようと思う。ただ実態と合っているかどうかとなると、地域によっても違うし、元々大雑把な意見なのでどうというものでもないが。 この件、欧州における移民が背景というのは全くそうであるのだが、それは攻撃的な構図として見るべきではないだろう。むしろ旧来からの宗教その他に対するタブーの増加には、成熟した社会として柔軟に対応していたと。しかし当然摩擦はあるわけで、今回のような風刺画はいわば社会のガス抜きのような行動の現われだろう。そのような所までに注文をつけるのかという事で、むしろ欧州諸国は被害者だという意識があるのではないか。 また、前回のエントリのコメントでも軽く触れたが、例えばテロ組織のように、欧米などのキリスト教世界との対立が継続すること自体にメ

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  • 書評を兼ねた近年の中国経済に関する印象 - カワセミの世界情勢ブログ

    もう読んでいる人も多いと思うが、今回は山一郎氏の著作「『俺様国家』中国の大経済」を取り上げてみたい。氏は「切込隊長」のハンドルネームでblog界では有名なようだが、著作という形で読んだことは無かったので興味深くはあった。体裁は整っているが硬質で皮肉な文章になるのかなと予想していたが、フタを開けたらその言い草はblogと同じような勢いで展開していた。もっとも、これはの帯に「中国13億の民に告ぐ!『愛読無罪』」などと書いている時点で予想できねばならず、その点は私も要反省だ(苦笑) それはともかく内容だが、とにかく中国は経済に関する基的なデータが信用出来ないというのが大前提としてある。で、そういう実体を個々の事例を極力挙げる形で極力説得力ある形で示し、可能な範囲で推論するというのがこのの基コンセプトである。事例としては各章で、ファンダメンタル、不良債権、通貨政策、エネルギー問題などを取

    書評を兼ねた近年の中国経済に関する印象 - カワセミの世界情勢ブログ
    mmddkk
    mmddkk 2005/11/14
    「日本は20世紀末から21世紀初頭に自国の経済低迷を脱するために中国を使い捨てにした」という見方も。
  • 愛・地球博に行ってきた(2) - カワセミの世界情勢ブログ

    えーと、前回ちょっと不完全燃焼だったので相当無理をして平日に休暇を取って再来訪。仕事のしわ寄せが。しかし多分日で万博ってのは一生無いかも知れんし云々と自分に言い訳をしつつ、ともかく二度目。まぁ備忘録(いや別に忘れていけないものでもないが)代わりにちょっとメモを残す。大体は訪問順に書いてある。というわけで今回のエントリは飛ばしてもいいかも。 瀬戸愛知県館: 入場直後に瀬戸日館の予約を取ったので、それまでの時間潰しと隣に入ったのだが、思いのほか良かった。愛知県の自然を説明する展示パネルを見た後のシアター、アメリカ館に近いような大型もので参加する歌手の演出と合わせなかなか好印象。後半の展示もスパイラルのような幾何学的美しさがありセンスが良かった。 瀬戸日館: 評判が割と良いみたいなので見たが、なかなか良かった。群読シアターがメイン。公式サイトの関係者を見るとシーザー氏あたりでピンと来るかも

    愛・地球博に行ってきた(2) - カワセミの世界情勢ブログ
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    mmddkk 2005/07/07
    愛知万博の各館情報。
  • 愛・地球博に行ってきた - カワセミの世界情勢ブログ

    タダでさえ最近忙しいのに、日曜日にツアー利用の日帰りで見に行くという無茶をした。事前に分かっていれば他の日にしたのだが仕方が無い。すっかりバテ。別にどうという事も無いがせっかくなのでいい加減な日記を記す。既に一昨日だが。 まず、行きの新幹線はこんな事になってしまった。線路内立ち入りといってもその人がどこにいるか分からないのでしっかり一時間半も遅れた。またよりによって自分の乗っている便がその人間を回収するというので現地付近で停車。左右は森と田園にしか見えないのだが。全く、森に潜むゲリラか。まさか外国人のテロもどきじゃあるまいなと思ったくらいだが結果的に外国人の部分は当たった(苦笑)ちなみに帰りの時間は変わらないので見学時間が短くなるだけと・・・・もちろん車内の同目的の面々はイライラしていた。 まぁ到着が遅れた結果として、一つくらい入ろうとしていた人気パビリオンは2時間以上の列となっていて断

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    mmddkk 2005/06/07
    愛知万博の外国館レポート。ウクライナの美人カウンター嬢に会いたい…
  • ロシアとの領土問題を考える - カワセミの世界情勢ブログ

    ヤルタ会談の再評価でロシア問題が騒がしい。予想通り北方領土問題への影響が論じられている。日のマスコミの視野の狭さは相変わらずでうんざりではあるが、だがその一方で、世界の政治情勢は米国と欧州正面で論ぜられている思想が周辺に影響する形で決まっていくのだなという相変わらずの事実を実感するものではある。 ここで日露間の領土問題に関して少し述べてみたい。これ以降の私の文書は日人としては冷淡に過ぎるのではないかとの批判の向きもあるとは思うが、その理由も一部交えつつ記すので総合的に考えていただけると幸いである。少しきちんとした形で書きたい思いもあるが、手を入れると切りがないのでこのような形で記載する。長くなるので別画面にする。 まず、全体としての経緯を説明したとしては、この木村氏のがなかなか手堅い。一応推薦としてリストに挙げてある。(参照)思想的な匂いは感じにくい。全般として日の古典的な北方

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    mmddkk 2005/05/20
    北方領土問題。
  • 対中外交の難しさと靖国参拝問題(2) - カワセミの世界情勢ブログ

    中国との外交上の軋轢に関しては、様々な人が論じている。今回溜池通信のかんべえ氏が靖国参拝に関してこのような事を書かれていた。(5/10のDialy参照)氏の意見には常々共感するところが多く、反論したくなることは皆無に近いのだが、今回は珍しくがっかりした。このテーマについては前回のエントリでも似たような事を書いたが、もう一度記述しておきたいと思う。 まず、靖国神社に関して私の考えを書いておきたい。この神社が日の宗教的伝統を示しているというのには反対である。明治以降、人為的に整備された側面が強い。日光東照宮を考えてみれば分かりやすいかもしれない。これは江戸時代特別な神社だったが、今日はそうではない。伊勢神宮、熱田神社となれば日古来の伝統といって良いだろう。それらに比較すると近世の人為的要素があり、若干の違和感が日人にあるのではないだろうか。そして靖国神社はそれ以上に近代人の手になるものだ

    対中外交の難しさと靖国参拝問題(2) - カワセミの世界情勢ブログ
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    mmddkk 2005/05/12
    靖国とかA級戦犯とか。
  • 対中外交の難しさと靖国参拝問題 - カワセミの世界情勢ブログ

    昨今、対中外交がますます厳しくなっている。靖国参拝問題も相変わらずだが、これらの件に関する自分のスタンスを書いておきたい。恐らく批判も強いと思うが、自分自身、現時点での見解を示しておきたいというのもある。 まず、当たり前の事であるが、相手がこういうからこうする、という場当たり的な対応が全ての元凶である。ある一定の倫理性を持ち、首尾一貫して全ての国に毅然と同じ主張をするのが大前提である。この件で日はいくつかの失敗をしている。 日中国交回復から平和友好条約締結に至る過程では、対中の戦後決着のさせ方として、「悪い軍国主義の政治家により日国民も中国国民を等しく被害を受けた」という建前とした。そして一部を除き当時の政治家にとってこの論が現実と乖離があることは百も承知であった。実際にはナショナリズムの高揚という意味で、日自身に関しては欧州で言えば第一次世界大戦かそれ以前の状況に近い。そして欧米に

    対中外交の難しさと靖国参拝問題 - カワセミの世界情勢ブログ
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    mmddkk 2005/04/13
    ブックマークする価値がある記事だと思う。
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