飼い主がいない猫の保護活動をしているNPO法人「信州猫日和」(長野市)が準備していた「保護猫ハウス」が26日、長野市南県町にオープンした。保健所やボランティアなどに保護された猫を集め、新たな飼い主との出会いの場にする。当面、猫は13匹で、訪れた人たちと早速じゃれ合っていた。 ハウスは空きビルを借りて改装。2、3階の延べ約100平方メートルにソファなどを置き、保護した猫と触れ合える部屋にした。猫は生後4カ月〜3歳で、11匹を部屋に放し、人にまだあまり慣れていない2匹はケージに入れている。猫が過ごす様子を見てもらい、引き取り希望を受け付けるという。 部屋の消防設備を更新するため、インターネットを通じて不特定多数から資金を募る「クラウドファンディング」を活用。目標の50万円を上回る52万円が集まったという。施設責任者の桜井正晴さん(44)は「多くの皆さんの協力でオープンできた。相性の合う人に