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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (5)

  • 太陽系でもっとも希少な同位体の起源が明らかに

    太陽系でもっとも希少な同位体の起源が明らかに 【2010年5月14日 日原子力研究開発機構/国立天文台】 日原子力研究開発機構や国立天文台などの共同研究チームが、太陽系内でもっとも希少な同位体「Ta-180(タンタル180)」が超新星爆発で発生するニュートリノによって生成されたことを理論的に証明した。 超新星爆発時に、その恒星の内部で発生したニュートリノが外層で既存の同位体と反応してタンタル180を生成する概念図。クリックで拡大(提供:日原子力研究開発機構、以下同じ) ニュートリノと原子核との相互作用による新しい同位体の生成模式図。クリックで拡大 核異性体の割合と超新星爆発時の外層の温度を示した図。クリックで拡大 太陽系には約290種類の同位体が存在している。そのほとんどは、どのような核反応や環境で生成されたのかがわかっている。しかし、そのうちのもっとも希少なタンタル180の生成起源

  • 銀河から放り出された超巨大ブラックホールを発見か

    銀河から放り出された超巨大ブラックホールを発見か 【2010年5月13日 RAS/SRON】 銀河から高速で遠ざかる、超巨大ブラックホールと思われる天体が発見された。このブラックホールは、より小さなブラックホール同士が合体して形成されたあと、これまでの住処から放り出されてしまったようだ。 わたしたちの天の川銀河をはじめ、多くの銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在している。活動するブラックホールでは、その中心に向かって物質が落ち込みながら激しく熱せられるために、周囲から強いX線が放射される。そのようなブラックホールが潜む銀河の中心をX線で観測すると、ちりやガスなどを見通して、ブラックホールの周辺領域とブラックホールの存在を明るい点としてとらえることができる。 オランダ・ユトレヒト大学の大学生Marianne Heida氏は、オランダ宇宙研究機関(SRON;Netherlands Inst

  • 天文衛星「ハーシェル」が明かした、星の誕生現場

    天文衛星「ハーシェル」が明かした、星の誕生現場 【2010年5月11日 ESA】 ESAの赤外線天文衛星「ハーシェル」が、形成の初期段階にある大質量星の存在を明らかにした。この星は数十万年のうちに天の川銀河の中で最大級クラスの星に成長すると考えられている。また、星の原材料であるガスやちりが網の目のような繊維状構造に集まり、その構造が分裂して星を生み出す塊となっているようすなども見せてくれている。 HII領域RCW 120。クリックで拡大(提供:ESA/PACS/SPIRE/HOBYS Consortia) 天の川銀河の、こぎつね座の方向をとらえた画像。星の原材料が広がっている。クリックで拡大(提供:ESA/Hi-GAL Consortium) ハーシェルは、「RCW 120」と呼ばれるHII領域(電離した水素ガスが輝いている領域)を観測し、大質量星へと成長すると思われる幼い星の存在を明らか

  • ベテルギウスの質量放出の謎にせまる

    ベテルギウスの質量放出の謎にせまる 【2009年8月5日 ESO】 ヨーロッパ南天天文台(ESO)の大型望遠鏡(VLT)による観測で、2つのチームがオリオン座のベテルギウスの詳細な姿をとらえた。表面からガスを激しく噴き出し、太陽系とほぼ同サイズまでガスを広げながら迫りくる最期を待つ赤色超巨星の様子が初めて明らかになった。 ベテルギウスから流れ出るガス(イメージ図)。左右のスケールは、左がベテルギウスの半径、右が太陽系の惑星および天文単位(1天文単位は地球から太陽までの距離)を基準としている。クリックで拡大(提供:ESO/L. Calçada) VLTのNACOがとらえた高精細なベテルギウスの姿。クリックで拡大(提供:ESO and P. Kervella) 全天の中でも極めて巨大な星として知られるオリオン座のベテルギウス。その規模ゆえに寿命が数百万年しかなく、近い将来起こるであろう超新星爆

  • AstroArts - アストロアーツ

    の文献に残された過去1400年にわたる「赤気(オーロラ)」 の記録からは、太陽活動と地磁気の基的な変動パターンが読み取れる。同時に、天変地異に対する当時の人々の反応もうかがえる。

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