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  • 解任のマッカーシー下院議長、議長選に再出馬しない意向

    (CNN) 米連邦議会下院の3日の投票で解任されたマッカーシー議長は、議長選に再び立候補しない意向を示した。下院共和党はさらなる混乱と混迷に陥る可能性がある。 下院は新たな議長を選出する必要がある。議長選出に必要な支持を集められそうな明確な後任候補はいないが、後任争いのレースはすでに始まっている。 マッカーシー氏の解任投票と議長選不出馬の決断は、内粉状態にある下院共和党の緊張を再びエスカレートさせた。マッカーシー氏は数日前、政府閉鎖を土壇場で回避する超党派の取り組みを成功に導いたばかりだった。解任動議の可決で職を追われた下院議長は他にいない。 マッカーシー氏は3日夜の記者会見で「不平不満よりも統治を選ぶために立ち上がったことを後悔していない。これは私の責任、私の仕事だ。交渉したことに後悔はない。我が国の統治機構は妥協点を見つけるように設計されている」と述べた。 会見場では数十人のスタッフが

    解任のマッカーシー下院議長、議長選に再出馬しない意向
  • ポーランド、対ウクライナ武器供与を停止へ 穀物輸入めぐり対立深刻化

    ウクライナ軍の兵士に戦車「レオパルト2」の訓練を行っているポーランド軍の部隊=2月、ポーランド・シフィエントシュフ/Kacper Pempel/Reuters (CNN) ポーランドは20日、ウクライナへの武器供与を停止すると表明した。両国はウクライナ産穀物の輸入一時禁止をめぐり対立を深めている。 ポーランドのモラビエツキ首相はSNSで「もうウクライナには武器を供与しない。我々はいま自国の武装を進めているからだ」と述べた。 ポーランドはロシアの侵攻開始当初からウクライナの最も強固な支援国の一つとなってきた。旧東側諸国の間では、ロシアのプーチン大統領の拡張主義的な戦争が成功すれば、今度は自分たちの番かもしれないとの懸念がある。 ウクライナ産穀物の禁輸は当初、安価なウクライナ産穀物による競争力低下を心配する自国農家の生計を守るため、複数の欧州連合(EU)加盟国によって今年導入された。 EUは先

    ポーランド、対ウクライナ武器供与を停止へ 穀物輸入めぐり対立深刻化
  • 「平和の保証」はウクライナでロシアを打ち負かすことのみ ポーランド大統領

    国連(CNN) ポーランドのドゥダ大統領は19日、ロシアの侵攻からウクライナを守るために西側諸国がウクライナを支援することは世界的に重要な結果をもたらすとの認識を示し、ウクライナの支援国に対して揺るぎない姿勢を保つよう促した。 ドゥダ氏は米ニューヨーク市にある国連部でCNNの取材に答え、「ロシアが欧州の国境を強制的に動かすことを合法的にできないようにすることだ」と述べた。 ドゥダ氏は「これが将来の和平を保証するものであり、米国にとってもそうだ」と語った。ポーランドはウクライナと長く国境を接している。19日にはロシアのドローン(無人機)がウクライナ西部リビウの倉庫を攻撃し、国境周辺で戦火が激しくなっている。 ドゥダ氏は、妥協的な解決策は存在しないと述べた。これは、ウクライナのゼレンスキー大統領と立場を同じくしている。 ドゥダ氏は「ロシアを止めることができるのは、ロシアが敗北したときだけだ。

    「平和の保証」はウクライナでロシアを打ち負かすことのみ ポーランド大統領
  • 中国、気球の飛行計画を中止か 米の撃墜後、一切打ち上げず

    (CNN) 中国の気球が今年初期に米土上空に飛来し、スパイ活動を疑われて米軍戦闘機が撃墜した以降、中国による新たな気球の打ち上げが確認されていないことが17日までにわかった。 米情報機関の分析に通じる多数の関係筋がCNNに明らかにした。気球の飛行計画を中断した兆候もあるとした。 米情報機関内では、中国共産党の指導陣は気球に米土上空を横断させる意図はなかったとの見方を強めている。関係筋の1人によると、米土への飛来が判明後、中国の気球運用担当者が懲戒処分を受けたという。 バイデン米大統領も今年6月、中国の習近平(シーチンピン)国家主席は気球の居場所を知って不意をつかれた状態になったと指摘。政治献金を募る米国内の集会で「習(主席)は、気球が米土上空にいることを把握していなかったため撃墜された後、非常にろうばいした」とし、主席を何が起きたかわからずに困惑する「独裁者」に例える皮肉も放ってい

    中国、気球の飛行計画を中止か 米の撃墜後、一切打ち上げず
  • ロシアのドローンの部品、領内に落下の可能性 ルーマニア国防相が確認

    (CNN) ルーマニアのティルバル国防相は、ロシアのドローン(無人機)の部品が領内に落下した可能性があることを確認した。ドローンは、ルーマニアとウクライナの国境を流れるドナウ川のウクライナ側の港を標的としていた。 ティルバル氏が6日、現地を訪れた際、CNN提携局のルーマニアメディアに語った。 ティルバル氏は記者団に対し、公に議論されている地域を含む非常に広い地域に対応しているとし、「この地域でドローンのものの可能性がある部品が発見されたことを確認した」と述べた。部品にはさらなる分析が行われる。 国防省は当初、ロシアのドローンの一部がドナウ川のルーマニア側に落下したとの今週に入ってからの報道を否定していた。 ウクライナのドナウ川沿いの港はここ数週間、ロシアからの激しい攻撃にさらされている。黒海からの穀物輸出に関する協定が7月に停止して以降、ロシアウクライナの穀物貯蔵施設やインフラを標的とし

    ロシアのドローンの部品、領内に落下の可能性 ルーマニア国防相が確認
  • 「試しにやってみよう」、ウクライナへ逃亡したロシア軍ヘリのパイロットが当時の心境振り返る

    ウクライナへの逃亡時に使用されたMi8戦闘ヘリの同型機/Delil Souleiman/AFP/Getty Images/FILE (CNN) 先月ウクライナへ逃れてきたロシア軍のヘリコプターのパイロットが、Mi8戦闘ヘリに乗って国境を越えるという大胆な行動の詳細を明らかにした。ウクライナ国防省の情報総局が4日に公表したインタビューで語った。 ウクライナ当局がマキシム・クズミノフと呼ぶこのパイロットはインタビューに答え、国外脱出を計画した経緯と、そうしなければならないと感じた理由を説明した。 「ウクライナの諜報(ちょうほう)機関の代表者に連絡を取り、こちらの状況を説明した。向こうが提示した選択肢はこうだった。『来ればいい。身の安全も新しい書類も保証する。金銭的な補償も受け合う。つまり報酬だ』」と、このパイロットは語った。 ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は8月、当局者らがどのようにして

    「試しにやってみよう」、ウクライナへ逃亡したロシア軍ヘリのパイロットが当時の心境振り返る
  • クリミアを捨てるロシア人観光客、人気行楽地に迫る戦争

    人気の行き先 多くのロシア人はソ連時代にクリミアで休暇を過ごした思い出があり、クリミアは常にロシア人観光客に人気の場所だった。ただ、半島を訪れる人の数が膨れ上がったのは2014年の併合後のことだ。 ロシアが据えたクリミア観光省によると、ロシアの支配下に入って初の1年となった15年には500万人が来訪し、その数は21年までに940万人に増えた。 スビトラーナさんは今も当時の好況を覚えている。「あの年の利益は過去10年を上回る水準だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中、人々は家にこもり、活動が再開すると(クリミアに)殺到した」 ウクライナによると、ロシア人の流入は観光に限った話ではない。ウクライナのベレシチュク副首相の3月の発言によると、併合後クリミアに永久移住したロシア人は80万人に上る。 クリミア半島には観光収入が流れ込み、ロシア政府もクリミアのインフラに資金をつぎ込ん

    クリミアを捨てるロシア人観光客、人気行楽地に迫る戦争
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2023/09/03
    “当局は観光者に対し、橋を避けてウクライナの占領地経由で渡航するよう要請。このルートはおよそ800キロに上り、昨年春の爆撃でほぼ壊滅したマリウポリを含め、戦争の影響が色濃い地域をいくつも通過することに
  • クリミアを捨てるロシア人観光客、人気行楽地に迫る戦争

    (CNN) クリミア半島で休暇を過ごすロシア人観光客はこの9年あまり、自国がウクライナ戦争を仕掛けていることをさほど意識せずに済んだ。日光浴用の折り畳みベッドを置いている場所が占領地だということも――。 しかし、ウクライナの反転攻勢が進行する中、もはやクリミア半島は2014年のロシア併合以降に観光客が慣れ親しんできた安全地帯ではなくなっている。 最近のクリミア半島は相次ぐ攻撃にさらされており、8月24日にはウクライナ特殊部隊による海からの急襲、25日にはドローン(無人機)攻撃を受けた。クリミアとロシア土やウクライナ南部をつなぐ複数の橋もここ数カ月、繰り返し攻撃を受けている。 ウクライナはこのうち一部については関与を認めており、レズニコウ国防相はさらなる攻撃を続けると警告した。 相次ぐ攻撃を受け、ロシア人観光客は予定の見直しを迫られている。クリミアの旅行代理店で管理職を務めた経験があるロ

    クリミアを捨てるロシア人観光客、人気行楽地に迫る戦争
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2023/09/03
    “「本当にうんざりした。ひっきりなしに上空を飛ぶ軍用機、街中に常時展開する軍隊、負傷者、おびえた目で逃げる貧しい人たち。軍の装備に押しつぶされそうになったことも2回ある」”
  • ロシア領への攻撃、支援国から支持得られず ウクライナ大統領

    ウクライナのゼレンスキー大統領/Ercin Erturk/Anadolu Agency/Getty Images/FILE (CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ウクライナ政府がロシア領に戦争行為を移した場合、ロシアによる侵攻への戦いを支援している国々からの支持は得られないだろうと述べた。 ゼレンスキー氏は、戦闘行為をロシア領へと拡大させる時期が来たのかとの地元メディアの質問に対し、「それは大きなリスクだと思う。我々は間違いなく孤立するだろう」と答えた。 ゼレンスキー氏は、ウクライナが領土を奪還するための戦いでは同盟国との関係に決定的に助けられたと指摘。ウクライナの戦場での前進と責任は常に双務的なものであり、国際的なパートナーは、いかなる勝利にも反攻の遅れにも防衛行動にも弱点にも関与しているとの見方を示した。 ゼレンスキー氏はまた、政治的な手段を通じ、クリミア半島で「ロシア

    ロシア領への攻撃、支援国から支持得られず ウクライナ大統領
  • ウクライナ軍、南部前線で突破口拡大か 要衝トクマク接近をうかがう

    (CNN) ウクライナ軍がザポリージャ州の南部戦線でロシアの防衛線を一部突破したことを示す兆候が強まっている。戦略的要衝トクマクに向かう動きを拡大させている様子だ。 ウクライナ軍参謀部は25日、ノボプロコピウカ村に向かう地域と、その東にある小集落オチェレツバテの方面でさらなる戦果を挙げたと発表した。 これに先立ちウクライナは今週、ロボティネ村を掌握したと明らかにしていた。村の南では戦闘が続いている。 ウクライナの反転攻勢は開始から数週間が経過した。戦闘は東部と南部の前線に集中している。 ウクライナロシアに奪われた領土の奪還をめざして反攻を開始したものの、これまでのところ戦果は乏しく、痛みを伴う戦いとなっている。 ロシアの複数の軍事ブロガーが伝える戦況からは、南部の一部地域でロシア軍の前線の状況が厳しくなっていることがうかがえる。 最も著名なブロガーのひとり「WarGonzo」は、ウクラ

    ウクライナ軍、南部前線で突破口拡大か 要衝トクマク接近をうかがう
    mmsuzuki
    mmsuzuki 2023/08/27
    “最も著名なブロガーのひとり「WarGonzo」は、ウクライナ軍がロボティネに足場を築き、「ノボプロコピウカを攻撃している。村は激しい砲撃にさらされている」と指摘した。”
  • インド、月着陸目指す探査機打ち上げ 成功すれば4カ国目

    チャンドラヤーン3号=13日、インド・シュリーハリコータ/Indian Space Research Organization/EPA-EFE/Shutterstock (CNN) インドは14日、月面着陸を目指す探査機「チャンドラヤーン3号」を打ち上げる。着陸に成功すれば世界で4カ国目となる。 チャンドラヤーンはサンスクリット語で「月車両」の意味。インド南部アンドラプラデシュ州スリハリコタにあるサティシュダワン宇宙センターから、現地時間の14日午後2時半に打ち上げられる。 インドが月面着陸を目指すのは、失敗に終わった2019年の「チャンドラヤーン2号」に続いて2回目。同国初の月探査機「チャンドラヤーン1号」は08年、月の軌道を周回した後、意図的に月面に墜落させた。 インド宇宙研究機関が開発したチャンドラヤーン3号は、着陸船、推進モジュール、探査車で構成される。目的は、月面に安全に着陸させ

    インド、月着陸目指す探査機打ち上げ 成功すれば4カ国目
  • インド探査機「チャンドラヤーン3号」、間もなく月面へ降下開始

    (CNN) インド宇宙研究機関(ISRO)は22日、月面着陸を目指す探査機「チャンドラヤーン3号」がとらえた月の表面の精細な画像と映像を公開した。 発表によると、チャンドラヤーン3号は予定通りに順調な航行を続けており、インド標準時の23日午後5時45分(日時間同日午後9時15分)、月面に向けて最終降下を開始する。ISROは午後5時20分から着陸の様子をネットでライブ中継する。 もし月面着陸に成功すれば、インドとしては初、世界では米国、中国、旧ソ連に次いで4カ国目となる。 チャンドラヤーン3号搭載のカメラで撮影した月面の画像や映像のうち、月の70キロ上空から撮影された画像は、古代の惑星衝突によって月の裏側にできた巨大な黒点などの地形をとらえている。 Chandrayaan-3 Mission: The mission is on schedule. Systems are undergoi

    インド探査機「チャンドラヤーン3号」、間もなく月面へ降下開始
  • ワグネル反乱 米が詳細な情報収集、大半の同盟国には伝達せず

    軍施設を出発する民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏=6月24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Alexander Ermochenko/Reuters ワシントン(CNN) ロシア民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏による反乱の計画について、米国の情報機関が事前に極めて詳細かつ正確な情報を収集していたことが分かった。ワグネルがどこに、どうやって進軍する計画かも把握していたという。事情に詳しい複数の情報筋がCNNに明らかにした。 ただ、この情報は厳重に秘匿され、英高官など一部の同盟相手にしか共有されなかった。北大西洋条約機構(NATO)の広いレベルで情報が共有されることはなかったという。 情報筋によれば、プリゴジン氏がいつ実行に踏み切るかについては正確に分かっていなかった。ただ、ロシア国防省は今月10日、ワグネルを含む全ての民間軍事会社は7月からロ

    ワグネル反乱 米が詳細な情報収集、大半の同盟国には伝達せず
  • 潜水艇不明、「音」確認周辺で捜索続く

    (CNN) 1912年に北大西洋で沈没して深海にある豪華客船タイタニックの残骸を見るツアーに使用されていた潜水艇が18日から連絡が取れなくなり、参加している5人が行方不明になっている問題で、米沿岸警備隊は21日、「物をたたく音」が確認された辺りを捜索しているものの、これまでのところ有力な手がかりは得られていないと明らかにした。 同警備隊によると、カナダの航空機P3が20日に現場海域上空でとらえた音の正体についてはまだわかっていない。音が発せられた方角を特定するために遠隔操作機器を再配置し、また音のデータは分析のために米海軍の専門家に送られたという。 現在、米国とカナダの沿岸警備隊や軍など5組織が捜索活動を展開しており、2つの遠隔操作機器が投入されている。今後さらに船舶や機材が到着する見通し。 カナダ沿岸警備隊は21日、「高度な深海ソナー」を備えた同警備隊の船舶が現場に到着し、捜索に加わって

    潜水艇不明、「音」確認周辺で捜索続く
  • ダム決壊による死者21人に ウクライナ発表

    カホウカ・ダムの決壊前(左・6月5日)と決壊後(右・6月7日)の衛星画像/Maxar Technologies/Reuters (CNN) ウクライナのクリメンコ内相は20日、南部ヘルソン州のカホウカ・ダムの決壊による死者は少なくとも21人、負傷者は28人になったと報告した。 クリメンコ氏はSNS「テレグラム」への投稿で、ヘルソン州内の家屋595棟は今も浸水したままだと指摘。死者のうち5人と負傷者28人は、避難などの緊急措置中にロシア側から攻撃を受けたと述べた。 被災地での感染症発生状況は落ち着いていて、まん延を制御できているとする一方、住民らに対して魚を釣ったりべたりしないよう警告を発した。 ロシアウクライナはダム決壊について、互いに相手の仕業だと主張してきた。ウクライナ側は被害額が15億ユーロ(約2300億円)に上るとの見方を示している。

    ダム決壊による死者21人に ウクライナ発表
  • タイタニック残骸近くで潜航艇が消息絶つ、5人乗船 米沿岸警備隊が捜索開始

    (CNN) 米沿岸警備隊は19日、CNNの取材に答え、1912年に沈没した豪華客船タイタニックの残骸の近くで行方の分からなくなった潜水艇を捜索していると明らかにした。潜水艇は残骸を見るツアーに使用されているもので、5人が乗り込んでいるという。 沿岸警備隊によると、全長約6.4メートルの潜水艇は18日午前、海上にいる船舶「ポーラー・プリンス」の乗組員との連絡がつかなくなった。同船はタイタニックの残骸が沈む現場の海上まで潜水艇を輸送するのに使用された。 沿岸警備隊は18日、ポーラー・プリンスの乗組員から潜水艇が消息を絶ったとの通報を受けた。隊の幹部は19日に会見を開き、潜水艇に乗った人々の捜索に全力を尽くすと説明。海上と上空からの捜索を開始したと付け加えた。 現場は米マサチューセッツ州ケープコッドから約1450キロ離れており、水深は約4000メートル。陸地から遠く、捜索は難航しているという。

    タイタニック残骸近くで潜航艇が消息絶つ、5人乗船 米沿岸警備隊が捜索開始
  • ダム決壊はロシアの仕業の「可能性大」、国際専門家調査

    (CNN) ウクライナ南部ヘルソン州のカホウカ・ダムの決壊で原因究明などに当たっていた国際的な法律専門家チームは18日までに、ロシア側の仕業による「可能性が高い」とする初期段階の調査結果を明らかにした。 チームは国際法律事務所「グロバール・ライツ・コンプライアンス」の所属で、ウクライナ検事総長室の調査作業を支援している。 これら専門家は最近の2日間、ダム決壊の影響を受けたヘルソン州の被災地なども訪問。ウクライナの検察当局者や国際刑事裁判所の代表者も同行した。 チームは今月6日に起きたダムの決壊は、「ダムの構造自体にとって重要な意味を持つ場所に爆発物が前もって仕掛けられていた可能性が高い」と結論づけた。 報道発表文で、証拠物件、地震感知のセンサーや最良の爆破専門家らとの話し合いなど活用出来るデータを総合的に分析すれば、決壊はダムの重要な場所に事前に隠されていた爆発物が主因だった可能性が強いこ

    ダム決壊はロシアの仕業の「可能性大」、国際専門家調査
  • 墜落から4週間、依然子ども4人が行方不明 アマゾン地域で事故が頻発する理由

    コロンビア・ボゴタ(CNN) 南米コロンビアのアマゾン密林に小型機が墜落した事故で、搭乗していた4人の子どもが4週間たった今も行方不明になっている。 この事故をきっかけに、アマゾン地域で航空機事故やトラブルが頻発する事態に対して非難の声が強まっている。同地では、集落と集落を結ぶ交通手段が航空機しかない場所もある。 「飛行していた時間は30秒足らずだった。突然、エンジンがガタガタと音を立て、プロペラが減速し、機体は高度を失った」。アマゾン地域の町ミトゥに住む操縦士のディエゴ・ロンドニョさん(30)は、3カ月前のトラブルについてそう振り返った。 ロンドニョさんが操縦していた小型機はミトゥを発ってサンホセ・デルグアビアレへ向かう途中、空中で突如として動力を失った。「わずか数分で私たちは地上に戻った。何も起きなかった」とロンドニョさんは語り、同地の飛行では日常的な出来事と位置付ける。 この時は重大

    墜落から4週間、依然子ども4人が行方不明 アマゾン地域で事故が頻発する理由
  • 戦争がロシアの玄関口へ 今や安心できない近さに

    (CNN) 来たるウクライナ軍の反転攻勢について、衝撃と畏怖(いふ)をもたらす爆撃作戦を見込んでいる人々は落胆するだろう。2003年に米軍が実施したイラク空爆さながらの攻撃は期待できない。 確かに、ある種の無言の圧力がウクライナのゼレンスキー大統領の政権にはのしかかっている。計画した反転攻勢を可能な限り迅速に敢行し、西側からの巨額の軍事支援によってロシアのプーチン大統領を押し戻せることを明示するよう求める圧力だ。プーチン氏は少なくとも、22年の全面侵攻以前の境界線まで引かなくてはならない。 ウクライナのリーダーたちと軍事作戦の立案者たちはまた、大西洋をまたいだ展開にも気を配る必要がある。最も強力な同盟国の米国では、トランプ前大統領が25年にホワイトハウスに返り咲くかもしれない。そうなれば、支援は落ち込む公算が大きい。 だがウクライナ政府は見たところ抜け目なく動いている。長期的な視野に立った

    戦争がロシアの玄関口へ 今や安心できない近さに
  • 中国共産党、TikTok全データに「至高のアクセス権」保持か 元従業員が告発

    TikTokの親会社の元従業員が、同社に対する中国共産党の影響力について告発した/Florence Lo/Reuters/File 香港(CNN) 中国共産党は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社バイトダンスの保有する全てのデータに対して「至高のアクセス権」を持つと、同社の元従業員が告発した。そこには米国内のサーバーに保管されたデータも含まれるという。 この告発は、当該の元従業員がバイトダンスに対して不当解雇の訴訟を起こす中で行われた。バイトダンスはこの訴えを否定し、争う構えを見せている。 広範な人気を持つTikTokを巡っては、米国など西側諸国が監視の目を光らせている。問題視されているのは同アプリが中国政府の統制下にあるのかどうか、あった場合にどこまで影響力が及んでいるのかといった事柄だ。 インタオ・「ロジャー」・ユー氏は今月、バイトダンスに不当に解雇されたと米サンフ

    中国共産党、TikTok全データに「至高のアクセス権」保持か 元従業員が告発